自宅のある名古屋で過ごすこのところ、「心の栄養」と「勉強」を兼ねて様々な書籍を注文しています。そして届いたのがこれ!以前から欲しいと思っていたワコール傘下の財団法人京都服飾文化研究財団のコレクションを収めたカタログ「ファッション―18世紀から現代まで 京都服飾文化研究財団コレクション」が昨日届きました。
これが凄い!この京都服飾文化研究財団は1万点ものヨーロッパの服飾資料をコレクションしていると聞いていましたが、これほどまでとは思っていませんでした。その膨大で美しい衣装の数々は、今まで機会があるごとにせっせと海外の美術館で衣装展を見てきた私が呆然としてしまうほど。こんなにも素晴らしいドレスのコレクションが日本にあったなんて!一般に公開されていないのが本当に残念です。
でも、このカタログでは時代ごとに帽子やポシェットなどの小物も着けた状態でドレスを見ることが出来ますし、細部のディティールまでしっかり確認することが出来、美しいテキスタイルやドレスの数々に感動しながら見入ってしまいました。また、見ていくと、以前扱ったことのあるシルク生地にそっくりな柄のものが出てきたり、同じく以前「ジェーン・オースティンのポシェット」と名付けたものとそっくりなポシェットが掲載されていたり(小物や帽子、靴、下着までも網羅されています。)…。ワクワクドキドキ心ときめいてしまいました。
古い生地やドレス、そしてアンティークのお好きな方には声を大にしておすすめしたいです!またLibraryのページにも掲載しなくては。