この手の平にのってしまう小さなピンクッション、これは昨日お店にいらしたお客様から見せていただいた物。お願いをして、写真を撮らせていただきました。
このシルクの織り生地、覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね?以前お買い上げいただいたシルク生地でアンティークのピンクッションからインスパイアされて、こちらをお作りになったようです。確かにアンティークの小さなピンクッション(きっと当時はお裁縫箱のマスコットだったのでしょうね。)にありそうな雰囲気です。
この小さなサイズも可愛いのですが、周囲を飾るブレードはお客様ご自身が作られた物。シルク生地から糸を抜いて、その色に合わせて刺繍糸を撚ったものだそうです。(その刺繍糸の色の分量を調節するのが大変だったそうです。)どおりでシルク生地と色がぴったり合っているはずです。
でも何よりも印象的なのは、そのお客様がいつも親子ふたりでいらして、まるで姉妹のようにあれこれ相談しながらアンティークを選ばれること。そのおふたりの姿がいつもとても素敵なのです。