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雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(148」

2021-02-05 09:14:30 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(148」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/246(2021/2/5/金】国民とメディアは概ね「右派:国体保守=改革系」と「左派:利権拡大=革命系」に分類できる。ざっくり分けると、日本では「右派」は自民党、読売、産経支持(親米、反中)、「左派」は立民・日共、朝日、毎日、東京支持(親中、反米)。


上記の日本の傾向は宗主国の米国の影響を受けたものだろう。


米国では「右派」は共和党支持、新聞はワシントンタイムズ(反共紙、日本では「世界日報」。米国には大手の右派系新聞はないようだ)あたりを支持(反中、反共)、「左派」は民主党、ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ロサンゼルスタイムズ支持(親中、容共)あたりか。


米国では紙の新聞はネットメディアに押されて「過去15年間に1800紙(日刊60紙、週刊1700紙)が廃刊に追いやられ、残っている7112紙(日刊1283紙、週刊5829紙)のうち半分は2022年までになくなるという予測」があるそうだ(高濱賛 JBpress2019.5.13)。


ネットメディアは銭ゲバ的左派であるGAFAの洗脳ツールみたいだから、GAFAを分割しなければ右派系メディアは育ってこないだろう。


米国の民主党=リベラル≒アカの歴史、伝統は連綿と100年も続き、多くの大統領を輩出しているから非常にタフである。「私は正義」病、病膏肓、一種の宗教のよう、キチ〇イの小生から見ても結構怖い。産経12/4「正論」にエッセイスト・動物行動学研究家で鬱病の竹内久美子氏が「愛国者対バイデンの米大統領選」で民主党のへの恐怖を書いていたが、鬱病の人は敏感のようだ。


米国の左右対立は1500~1600年代の大航海時代にまで遡るようだ。北米開拓はフランス、続いて英国を中心とした欧州からの移民により始まった。良家の次男、三男が一族郎党を引き連れて、運が良ければ3~4週間かけて大西洋を渡ってきた。荒波に揺られてもうフラフラ。まずは一番近いカナダ東海岸に入植、土地は限りあるから後続はだんだん東海岸を南下してボストン、ニューヨークなどに至った。


最初に来た人々は遅れて来てニューヨークあたりに住み着いた人々を「ヤンキー」と呼んで蔑んだ。先輩後輩の序列は自然かもしれないが、ニューヨークはカナダより温暖だから「遅れて来たくせに・・・チッ、嫌な野郎だぜ」という嫉妬もあったろう。今朝のモントリオールはマイナス6度、ニューヨークはマイナス4度だった。


カナダは1763年に英国領となり、フランス系住民と先住民が大英帝国の支配に組み込まれた。米国は1776年に英国から独立したが、カナダが独立したのは1931年だった。


カナダは豪州同様に今でも英国連邦のメンバーで、敢えて独立する必要はなかったろうが、国際会議では多分「一国一票」だから、「分家した方がいい」となったのだろう。合理的というか、功利主義というか・・・本家と分家、さらに分家同士の結束が固いからできる技と言えるだろう。


カナダと違い、米国は欧州で食いはぐれて前借金で渡航してきたような単純労働者も多かったろう。西部劇で見るように荒くれ者が多く、「力が正義」というギャング団=マフィアもつい最近までごろごろしていたようだ。


礼儀や知性よりも銃やカネ、知恵、狡猾、罠、行動力、腕っぷしといった、清濁併せ呑む「ドン」「ボス」が崇拝される土壌が形成され、それが民主党の「血」となって継承されているのではないか。「一攫千金」「努力すれば大統領にも億万長者にもなれる」「親分子分の結束」「血をすすり合った義兄弟」「仁義なき戦い」。


「おやっさん、喧嘩はわしらがやるきに、おやっさんはホワイトハウスでデンとかまえ、余計なことはせんで犬と遊んでおりゃええんや」


「お、お、俺は神輿か・・・あんまりやないか、さんざん面倒見させといて、これからという時に引っ込んでろ・・・これが仁義か!」


「まあまあ、興奮せんと・・・入れ歯落ちたで・・・おやっさん、わしの言い方が悪かったら、この通り、謝る・・・しかし4年振りのシマやで、上手くやって組のもんの苦労をいたわり、2期目も勝たにゃならん、政治任用を外されて4年間、あぶれていた奴もゴマンとおるさかいのう。おやっさんは船の底で転覆を防ぐ安定盤や、どっしりと構えていてほしいんや、それはおやっさんしかできんことやで」


「・・・そうか・・・そう言われたら確かにそうやな、負うた子に教えられ・・・選挙中も俺が演説すると支持率が下がったいうそうやから・・・老兵は死なず、重鎮とはいかんが安定盤、スタビライザーなら役立つか・・・ちょっと寂しいが・・・自伝でも書くか・・・」


共和党 vs 民主党の米国を二分する「仁義なき戦い」は下手をすると第2次南北戦争になりかねないのではないか。この隙を狙って習近平・中共は一気に台湾、尖閣諸島を占拠するかもしれない。日英仏印豪加台越等の連合軍で備えを固めなければ世界は第3次世界大戦になるだろう。古人曰く「嫌な予感は良く当たる」。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp