gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(149」

2021-02-06 06:33:26 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(149」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/247(2021/2/6/土】かみはいるか? 「神はいるといえばいる、いないといえばいない」。ちゃうがな、紙、落とし紙や、大丈夫かい? 「あ、そっちの紙ね、大丈夫。ワンロール、ありました。紙も神も我を見捨てず」。


4、5歳の頃、留守番をしていてトイレを使ったら落とし紙が切れていて、一人トイレで泣いていたら隣家のテッチャンが掃き出し口から差し入れてくれた。紙に見放されたらトイレを出て自分で紙を探せばいいのに、一種のパニックで身動きできなくなったのだろう。


思考停止、心も体も硬直し、どうすることも I can not、フリーズ状態になっちゃうとか、呆然自失、心神喪失、心神耗弱、ヒステリー、近年は「パニック」という言葉が好まれているようだが、そういう常軌を逸した時代になりつつあるのかどうか。


「ブレーキが効かなくてパニックになり歩道に突っ込んでしまった、情状酌量を」なんていう話は珍しくないが、昔からそうだったのか。蛇足ながら結婚の半分はパニックによる暴走みたいだから情状酌量があると多くの人が救われるのではないか。そうでもしないと事実婚ばかりになり、普通の家庭が消えてしまいかねない。


今日は春めいた好天で隣町までチャリ散歩、文教堂書店であれこれ物色したが“バイデンもの”が目立った。「バイデン大統領が世界を破滅させる 親中に傾く米国と日本に迫る危機」「今、アメリカで起きている本当のこと 大統領選〝不正選挙〟から米国内戦へ」など否定的なものが多いようだ。


一方で“トランプもの”もあり、「トランプの真実」「RAGE(レイジ)怒り」はトランプを高く評価し、4年後の復活を期待するものだろう。米国も世界も左右陣営は対立どころか憎悪むき出しの激しい衝突の時代になるのかもしれない。


ずっと気になっていたのだが、トランプを熱烈支持するキリスト教福音派(プロテスタント、通称 Evangelical)とは何か。調べてみた。


Christian Today 2020年10月28日「トランプ米大統領『今は無教派のクリスチャン』」から。


<これまでプロテスタントの長老派だと語っていたトランプ大統領が、現在は自身を「無教派のクリスチャン」と認識していると語った。


トランプ氏は23日、米宗教専門のRNS通信の取材に書面で回答。支持基盤とされる福音派のクリスチャンとして認識しているかを尋ねる質問に、「私は子どものとき長老派の教会で堅信礼を受けたが、今は無教派のクリスチャンだと認識している」と答えた。


「無教派」とは、特定の教派や教団に属さないことを意味し、米最大のプロテスタント教会であるレイクウッド教会など、無教派の大型教会も多くある。また福音派も特定の教派ではなく、聖書に忠実な信仰を持つ保守的なプロテスタントの総称。


米ピュー研究所の調査によると、2014年時点で無教派のクリスチャンは米国の人口の6.2%を占め、福音派または福音派の伝統に従う無教派のクリスチャンは人口の2.6%とされている。


RNS通信の質問は、信仰に関する事柄を中心に全部で5つ。トランプ氏はその中で、「私はニューヨークで家族と共に教会に通いながら育った。両親は幼い頃から信仰と祈りの大切さを教えてくれた」と述べた。


新型コロナウイルスの感染に関する質問では、「多くの偉大な米国人が、私と私の家族のために祈っていると言い手を差し伸べてくれ、驚かされた。この国には、神に対する確かな信仰を持った素晴らしい人々が大勢いる」とコメント。「(妻の)メラニアと私は全米から、また世界中から祈られていることを感じた」と語った。


福音派の指導者から受けている影響については、熱心なクリスチャンとして知られるマイク・ペンス副大統領や、トランプ氏の信仰顧問の一人である女性テレビ伝道師のポーラ・ホワイト氏らに言及。「多くの信仰ある米国民と共に働けることを光栄に思っている」「これらの人々は、本当にわれわれの国を愛しており、神を愛している」と語った。


また今月初めには、大衆伝道者のフランクリン・グラハム氏らがホワイトハウスの大統領執務室を訪れ祈ったことに触れ、「彼らの祈りに感謝し、彼らの偉大な信仰に励まされている」と語った。


トランプ氏はこの他、現政権がこれまで手掛けてきた信教の自由に関する国際的な取り組みや、2018年にホワイトハウスに設置した「信仰・機会イニシアチブ」の成果などについて語った>


世界的にプロテスタントとカトリックは仲が悪く、お互いに憎悪しているようだが、多神教の日本人にはちょっと分からないマインドだ。上記の記事ではトランプが敬虔なクリスチャンかどうかは分からないが、福音派の込堂一博牧師の「米国の大統領交代、トランプ氏の功績とは?」(2021年1月21日)は福音派のトランプへの共感がよく示されている。

<5年前の米大統領選で型破りのトランプ氏が選ばれたとき、本当に驚いた。人をにらめつけるような目つき、風変わりな髪形、大言壮語に聞こえる「米国第一主義」の政治姿勢、そして国際協調を軽視するスタイル。個人的にはまったく好きになれないタイプだ。しかし、米国の福音派クリスチャンの多くがトランプ氏を支持していると聞いていたので、その言動に注目してきた。


その4年の任期中、エルサレムをイスラエルの首都として認定し、米国大使館をテルアビブからエルサレムに移転し世界が衝撃を受けた。おそらくこのような決断は、トランプ氏でなければ絶対無理であったろうと思う。イスラエルとアラブ諸国との国交樹立で中東に安定をもたらした意義も大きい。


さらにその攻撃的な風貌とは反対に、任期中新たな戦争を起こさなかったことも大きなことだ。特にこの間、北朝鮮のミサイルが日本上空を何回も飛び、大きな緊張を強いられた。いつ北朝鮮と米国が武力衝突するかという危惧があった。そのような中、トランプ氏は史上初となる米朝首脳会談を2度も行い、金正恩と直接交渉し、韓国と北朝鮮の軍事境界線上にある板門店でも面会を行った。拉致被害者救出にも非常に前向きだった。


首脳会談は成功したとはいえないが、これであの日本列島を通過するミサイル実験が止まったことは確かだ。半面、わが国のリーダーからは金正恩と直接交渉しようという熱意がまったく伝わってこないのが残念だ。


今回の大統領選に対して、外国からの干渉や不正があったとして法的手段で司法に訴えたが、ことごとく却下され実を結ばず4年で大統領の座を去った。しかし米国人の半数近くがトランプ氏を支持し、大統領選の不正疑惑も完全には解消されておらず、バイデン新大統領の前途は極めて難しいことが予想されている。さらなる米国内の混乱も危惧される。


新型コロナウイルスのパンデミックと共に米国をはじめとする国際政治はさらに混沌とし、激動するに違いない。今回の米国の大統領交代は、国籍を問わずキリスト者として生きることが容易ではない試練の時代の幕開けのように受け止めている。


「これらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を得るためです。世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました」(ヨハネ16:33)


込堂一博 (こみどう・かずひろ)北海道室蘭市生まれ。聖書神学舎卒業。現在、屯田キリスト教会協力牧師、三浦綾子読書会相談役。著書に『人生の先にある確かな希望(天のふるさと)』『三浦綾子100の遺言』『終わりの時代の真の希望とは~キリストの再臨に備えて生きる!』他>


込堂氏が小生の尊敬する綾子先生と同志なら福音派は共産主義や民主党を嫌っている小生の友である。トランプに信仰心があるかどうかはともかく、支持基盤のプロテスタントの意向に沿う政治を行ったことは確かであり、概ね善政であったことも確かである。裏で民主党≒共産主義者が何を工作したのか、秘すれば現れるのは世の習い、大事件に発展すれば中共は千載一遇のチャンスとばかり牙を剥き出して押し出してくるはずだ。日本は覚悟を固めなければならない。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp