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雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(147」

2021-02-01 12:31:15 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(147」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/244(2021/2/1/月】50音を大声で唱える感じで顔面筋肉劣化を防ぐ“シーチン流フェイスケア”は予想外に面白いので今も続けている。50音表を唱えるだけでは芸がないので、最近はこんな風にしている。


愛しているわ   あいうえお
可愛いやつだと  かきくけこ
さしつさされつ  さしすせそ
たちまち元気に  たちつてと
泣いたり鳴いたり なにぬねの
はーはーひーひー はひふへほ
まだ行かないか  まみむめも
やっと行ったね  やゐゆゑよ
ラブラブふたりは らりるれろ
ワンモア行こうか わイウエを
ウンウンルンルン んんん


何とも動物臭いが、これでないと次代を担う子孫が生まれないのだから「皇国の興廃この一戦にあり 各員一層奮励努力せよ」、スポーツ気分でもいいから大いに励んでもらいたいものだ。マジメに生殖するというのも「?」だが・・・


「若いうちは子育てや仕事でとても大変だけれどね、後で振り返ってみればそれが人生で一番いい時なのよ」と我が家の縁結びの神様になってくれた女社長(母の入院中の寝台友達)が言っていたが、確かにその通りだ。


50音を使った言葉遊びにはこういうのもある。


いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならぬ ういのおくやま けふこえて あさきゆめみし えひもせす


(色は匂へど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず)


この有名な歌は平安時代に流行ったとか。「人生は夢の如く儚い(だから今を楽しもう)」という感じ。仏教の影響か。次の2句も平安時代の作だが、純粋な言葉遊びのよう。


たゐにいて なつむわれをそ きみめすと あさりおひゆく やましろの うちゑへるこら もはほせよ えふねかけぬ


(田居に出で 菜摘むわれをぞ 君召すと 求食り追ひゆく 山城の 打酔へる子ら 藻葉干せよ え舟繋けぬ)


あめ つち ほし そら やま かは みね たに くも きり むろ こけ ひと いぬ うへ すゑ ゆわ さる おふ せよ えのえを なれ ゐて


(天 地 星 空 山 川 峰 谷 雲 霧 室 苔 人 犬 上 末 硫黄 猿 生ふ 為よ 榎の 枝を 馴れ 居て)


以下はいつの時代か?


とりなくこゑす ゆめさませ みよあけわたる ひんがしを そらいろはえて おきつべに ほふねむれゐぬ もやのうち


(鳥鳴く声す 夢覚ませ 見よ明け渡る東を 空色映えて 沖つ辺に 帆船群れ居ぬ 靄の内)


明治は近代日本の青年時代。この歌は言葉遊びとはいえ「坂の上の雲」を目指す明治の新興国家の気概がうかがわれる。今は表面だけを見れば老若男女みながボーっとしている感じだが、「皇国の興廃この一戦にあり」となれば数千年、数万年から引き継がれてきた日本人のDNAがあるから草莽崛起、ヘンシーン!を遂げるはずだ。


小生も後方でいいからお役に立ちたいなあ。「奥さん、わしを松五郎、いや、マツと呼んでください、奥さんと坊ちゃまを命懸けで守ってみせます」・・・これは猫にカツブシ、リスキーだ。自分で自分を信用していない小生は君子じゃないけど「危うきに近寄らず」を守らないと・・・多少の良識は残っているようではある。


結局、小生は右側論壇の端っこで「狼が来た!」とツブヤクのが正位置で、大人しく逼塞しているのが世のため人のためか。そうではあっても世界には変人奇人狂人の独裁者はゴロゴロしており、彼らは老いてもなおかすかに残っている小生の血潮を熱く刺激するのだ。ガラガラポンしたい中共・習近平、その暴走を止めたい主要国・・・いよいよ冷戦から熱戦へのカウントダウンが始まった。


福島香織氏「牙を剥く中国、海警法のとんでもない中身 いよいよ東シナ海、尖閣で実力行使か」JPpress 2021.1.28から。


<中国の「海警法」が全人代で可決され、2月1日から施行される。中国と島嶼の領有権を巡り対立している諸外国にとって大きな脅威となることは間違いない。その背景にあるのは、習近平政権として、東/南シナ海における島嶼の主権をめぐる紛争に対してより積極的なアクションを考えている、ということではないだろうか。


最大のポイントは第20条の、「中国当局の承認なしに、外国組織、個人が中国管轄の海域、島嶼に建造建や構築物、固定、浮遊の装置を設置した場合、海警がその停止命令や強制撤去権限をもつ」ことだろう。日本にとっては、例えば尖閣諸島の魚釣島に日本青年社が建てた燈台は、この法律に照らしあわせれば、中国当局に撤去権限がある、という主張になる。


米国や東南アジアの国々にとって気になるのは、第12条2項。重点保護対象として、排他的経済水域、大陸棚の島嶼、人工島嶼が挙げられている。これは南シナ海で中国がフィリピンやベトナムと争って領有を主張する南沙(スプラトリー)諸島や西沙(パラセル)諸島、そして台湾が実効支配する太平島や東沙諸島を想定しての条文だろう。


第21条には、「外国軍用船舶、非商業目的の外国船舶が中国管轄海域で中国の法律に違反する行為を行った場合、海警は必要な警戒と管制措置をとり、これを制止させ、海域からの即時離脱を命じる権利を有する。離脱を拒否し、深刻な損害あるいは脅威を与えるものに対しては、強制駆逐、強制連行などの措置をとることができる」とある。


となれば、中国が領有を主張する海域、例えば尖閣諸島周辺で、海上保安庁や海上自衛隊の船が海警船と鉢合わせすれば、どのような衝突が起きても不思議ではない。


第22条では「国家主権、海上における主権と管轄が外国の組織、個人による不法侵入、不法侵害などの緊迫した危機に直面した時、海警は本法およびその他の関連法に基づき、武器使用を含む一切の必要な措置をとって侵害を制止し、危険を排除することができる」とある。つまり、日本側が大人しく海域から離脱しなければ、十分に戦闘は起こりうる、ということになる・・・


この数年、中国海警船が尖閣諸島周辺に出没して領海侵入することが常態化しているが、それに対して日本はほとんど効果的な対応をしてこなかった。このまままごまごしていたら、いつの間にか、その海域は「中国管轄海域」であると既成事実化してしまうであろう。


米国のバイデン新政権がトランプ政権よりも対中強硬派である可能性はないとは言えないが、少なくともバイデン政権の対アジアチームは、オバマ外交の失策を象徴する「戦略的忍耐」という言葉を繰り返している。


そもそもオバマ政権時代の「戦略的忍耐」によって、中国が南シナ海の岩礁島を軍事拠点化するスキを与えてしまったのだ。それを繰り返すというならば、習近平政権が次に狙うのは、東シナ海の実効支配強化ではないだろうか。


一応、バイデン政権は菅政権に対し、尖閣諸島の安全保障が日米安保第5条の適用範囲であるという言質を与えているが、それを本気で頼りにしていいのかどうかも今一度日本は考えなおさねばならない。


すぐさま軍事衝突が起きる、紛争が起きる、と危機感をあおるつもりは毛頭ない。だが、2021年は中国共産党建党100周年であり、2022年は習近平政権2期目の最終年で、習近平が長期独裁政権を狙っているのなら、この年までに解放軍の完全掌握と人民の求心力を固め、習近平独裁の正統性をアピールしなければならない。


「銃口から生まれた政権」に、“失った領土”を奪還する以上に国家指導者の正統性をアピールする方法はない、と考えると、日本が楽観的に構えたり油断したりしている状況ではまったくない、ということだけは言っておきたい>


毛沢東の真似をしている習近平の目標は世界制覇である。圧倒的な軍事力、経済力をベースに世界の「農村=後進国」を味方につけて、「都市=米欧日の先進国」を包囲して支配下に置くことである。


習近平はこの毛沢東流「革命外交」を世界の反発を招かないように猫なで声のWinWin、一帯一路で始めたが、中共武漢ウイルスの世界拡散→ 世界経済失速→ 中共経済減速→ 中共への不信感蔓延を招いてしまった。


この時点で習近平は「全力で国際社会を支援する」と無償援助を含めて全力でやるべきだった。毛沢東は「カネ、女、酒、名誉、欲しがるものはみんなくれてやれ」と人たらしが上手かったが、この期に及んで習近平は相手の苦境につけいって「不良在庫の一掃セール」みたいなことをした。毛沢東読みの毛沢東知らず。


さらによせばいいのに「中共はウイルス禍から真っ先に逃れた、我が国の共産主義体制の優秀性が証明された」と苦しむ世界を前に自慢した。習近平は世界史に残るような最悪最低の言葉を吐き、おまけに「世界は中共に感謝しろ」と嘲笑した。


完全にイカレテル。彼の頭の中は「彼我の状況を見るに、先進国の穢れた世界秩序を共産化する一点突破、全面展開の最終戦争するのは今がチャンスだ、戦時物資を蓄え、一気呵成に南/東シナ海、西太平洋を制圧すべし。包囲される前に包囲せよ!」だろう。


中共を包囲、隔離しなければアジアは中共の中庭になる。日本が辺境で静かに暮らしたいのなら中共包囲殲滅戦を主導していくしかない。アカに乗っ取られた米国は世界の警察官を辞めるだろう。米国なき世界で対中の勢力均衡のためには核兵器をはじめ戦力を大幅に強化しなければならない。


天は自ら助くる者を助く。かつて世界を制覇したスペインは1600年の大敗戦以来400年間、厭戦の鳴かず飛ばずの二流国のままだ。戦わずして危機から尻尾を巻いて逃げれば、国家も民族も永遠に復活できないだろう。


「皇国の興廃この一戦にあり」と秋山真之は艦上で鼓舞し、実兄秋山好古は馬上で「勝てないまでも戦線から引くな」と鼓舞した。我らのご先祖様、先人先輩が戦ったからこそ、先の大戦で負けて日本は軍事力を奪われたものの一流国として矜持を保ち、敬意を表されてきた。


80年振りの暴支膺懲・・・毛沢東は「日本が蒋介石を叩いてくれたから勝てた」と喜んでいたが、その上にスターリンの配慮で日本の武器も受け取ったから勝てたようなものだ。戦争は9連敗でも最後の一戦で勝てばいいという、臥薪嘗胆、実にギャンブルのような怪しい魅力がある。


獲らぬ狸だが、識者は支那大陸の戦後体制について論議する国際大会を開いた方がいい。司法部会では習近平の戦犯模擬裁判もすべきだ。抑止力にはなるだろう。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp