gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

雀庵の「大戦序章/8 プーチンに戸惑う習近平&非核国」

2022-03-09 15:02:58 | 日記
雀庵の「大戦序章/8 プーチンに戸惑う習近平&非核国」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/441 2022/3/9/水】プーチン・ロシアが借金踏み倒しに走った。手元に保有している国際通貨のドルやユーロを減らすと必要なものを輸入できなくなるから、「借金や未払い金はルーブルで払う、嫌ならは踏み倒すぞ」という無茶苦茶なごり押しだ。ルーブルは暴落して、いつ紙切れになるか分からない、まるでタヌキの葉っぱ。読売3/8「日本も米英もEU全加盟国も・・・ロシア、48の国・地域を『非友好国』指定」から。


<ロシア政府は7日、日本や米英、欧州連合(EU)全加盟国など48の国と地域を「非友好的な国や地域」に指定した。ウクライナ侵攻を巡る対露制裁への対抗措置で、「非友好国」の債権者に、自国通貨ルーブルでの債務返済を受け入れるよう迫る内容だ。ロシアは日米欧の制裁で外貨準備の使用が制限されており、デフォルト(債務不履行)を回避する狙いがある。


「非友好国」の指定は、5日にプーチンが署名した大統領令に基づく。大統領令では、ロシアの債務者が「非友好国」の債権者に、ドルなどの外貨ではなく、ルーブルで相当額を支払えば、債務を履行したとみなすと規定している。


米欧の厳しい経済制裁に伴ってルーブルの価値は急落している。「非友好国」の債権者がロシアの思惑通り、ルーブル払いでの債務返済に応じるかどうかは不透明だ>


ビジネスの一丁目一番地は「信頼」だ。「ドルかユーロで払う」というから売ったのに、「タヌキの葉っぱで払う、嫌ならいつ払うかは分からないぜ」・・・まるで詐欺師かゴロツキ。「指を詰めるから堪忍してくれ」というヤクザの方が遥かにマシだ。貧すれば鈍する、信用を失ったら業界からパージされるね。


「アンタ、勘違いしとりゃせんか、のう。アンタのために世界があるんやないで。世界を敵に回して殺しまくり、縄張りを広げたところで、誰がアンタと付き合うものか、寄ってくるなぁゴロツキばかりじゃ。アンタはロシアを殺した最後の皇帝として記憶されるじゃろうて」


馬鹿に付ける薬はなか・・・プーチン・ロシアはオシマイだろうが、習近平・中共もタネは同じスターリンだから、兄貴のロシアがパワーダウンすると結構心細くなるのは間違いない。三男の北は完全にビョーキだから頼りにできないし・・・そうだ、ご宸襟を悩ます習近平皇帝に手紙を出そう、「晩節を汚さず逝って良し」と。ロイター3/6「東欧で反中機運、対ロ姿勢が一帯一路にダメージ」から。


<ロシアは中国が築こうとしているものをぶち壊している。中国は巨大経済圏構想「一帯一路」の下、東欧地域で貿易や投資、ハイテクなどの分野の関係構築を進めている。しかしプーチンのウクライナ侵攻への批判を避け、国内の反ロシア論を抑えつけたため、多くの東欧諸国が中国から距離を取りつつある。


ウクライナはロシアと欧州諸国を結ぶ鉄道、道路、エネルギーパイプラインの要衝に位置する。2017年に習近平の看板政策である「一帯一路」に加わり、以来、中国企業がウクライナの港湾や地下鉄の整備事業を担ってきた。


さらに20年には首都キエフが中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)との間で了解覚書に調印したが、この時米国はファーウェイを世界の通信市場から締め出そうとしていた。


人口4400万人のウクライナは、スマートフォンメーカーの小米科技(シャオミ)など中国企業にとって魅力的な市場で、農産物の重要な供給源でもある。中国が21年に輸入したトウモロコシは30%がウクライナ産だ。


ロシア軍はキエフに向かって進撃し、中国はかつて自分たちの申し出を受けてくれた国がミサイルで破壊される様子を、指をくわえて見ているだけだ。


一方、ロシアによるウクライナ攻撃により欧州全土で、ロシアの動きを侵攻と呼ぶことを拒否する中国に対する反感が高まっている。西側諸国とロシアが民間企業の取引に制約を掛けているため、「鉄のシルクロード」と呼ばれる鉄道網を通じた財の流れは鈍るだろう。この鉄道網を通じて欧州に輸送された中国製品は21年には750億ドル相当に上った。


今回の紛争で中国はポーランドとの関係も悪化する恐れがある。ポーランドは米中の間で独自の均衡を取ろうとしてきた。「一帯一路」の鉄道網の主要な拠点であり、ファーウェイの地域本部も置かれている。ロシアの支配下で辛酸をなめたポーランドは今、プーチンを支持した中国を非難するウクライナ難民であふれかえっている。


旧ソ連の衛星国だったポーランドは、北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)との連携を強めており、東欧地域における中国の戦略はさらに傷ついている。中国の対EU投資は既に冷え込んでおり、20年のM&A総額は65億ユーロと、10年ぶりの低水準に落ち込んだ。


プーチンを公然と支持したことが誤算となった中国は、打撃を防ぐべく手を打とうとしている。しかし和平の音頭を取ることができない限り、外交的・商業的ダメージの修復は困難だろう>


プーチンと別れるべきか、それとも心中するか、ハムレット習近平は動揺しているだろう。Bloomberg 3/8「中国、太平洋版NATO構築しないよう米国に警告 台湾支援もけん制」から。


<中国は米国に対し、北大西洋条約機構(NATO)のような組織を太平洋で構築することを目指さないよう警告した。台湾に関する安全保障面での対立とウクライナを巡る対立は「全く比較できるものではない」とした。


中国の王毅外相は7日の年次会見で、米国のインド太平洋戦略の「真の狙い」はアジア版NATOの構築だと言明した。中国はこれまで、中国の成長を追い抜くために米国が勢力圏の形成を試みていると非難してきた。プーチンが同様の主張を掲げてウクライナに侵攻して以降、中国のこの批判はさらに関心を集めるとみられる。


王外相は「平和や発展、協力、ウィンウィンの結果を求める域内の共通の願いと逆行する動きだ」と発言、「失敗する運命にある」と述べた。


米国による台湾との連携拡大については、「台湾を不安定な状況に追い込むことになるだけでなく、米国側にとって耐え難い結果を招くことにもなる」と述べ、「台湾は最終的に母国の下に戻る」と主張した>


習近平・中共は、兄貴のプーチンに振り回され、天敵の米国によるアジア版NATO構想に神経を逆なでされ、台湾は「絶対に屈服しない」と決死の覚悟だ。病膏肓、発狂中のプーチンは核ミサイルでウクライナ主要都市を壊滅させ、戦況を一気に好転させる可能性は高い。情報統制で大本営発表しか知らない多くのロシア国民はプーチンの戦争を支持しているらしい。


プーチンとその取り巻き(BBCによるとショイグ国防相、ゲラシモフ軍参謀総長、パトルシェフ安全保障会議書記、ボルトニコフFSB:連邦保安局長官、ナルイシキンSVR:対外情報局長官)を今、排除できるのは、チャウシェスク(ルーマニア)を処刑し独裁を終わらせたように「軍」しかない。ロシアに権力者の犬(暴力装置)ではない、まともな憂国の将兵がいるのか、あるいは死を恐れずに独裁政権に立ち向かう国民がいるのか。


1921年3月1日、レーニンらの悪政に怒ったクロンシュタット軍港の水兵や労働者は、「ボリシェビキなきソビエト」のスローガンを掲げて決起した。これに対しレーニン、トロツキーは欣喜雀躍、「革命に逆らう奴らはどうなるか、見せしめにしてやる」と大規模な鎮圧部隊を派遣し、情け容赦なく2週間で制圧した。「反乱側の約8000人はフィンランドに脱出したが、死者600人、負傷者1000人を出し、2500人が投獄された。政府軍側でも合計約1万人の死傷者と行方不明者を出した」(日本大百科全書)


独裁者プーチン一党は共産主義者の価値観「人命は党・国家のためにある」だから核兵器使用を躊躇わない。8000万人を殺した毛沢東は「6億の人口が半分になっても構わない」と言っていた。人間は繁殖力が強いから中共はあっという間に14億になった。


プーチンは己の命はみっともないほど惜しむが、国民、ましてや敵性国家の国民の命なんてネズミと一緒と思っているだろう。「害獣を駆除するのは当たり前だ、放っておくと伝染病を広げるから時々放射線で除菌すべし」、プーチンの脳みそはそうなっている。米国もEUもそれを知っているから、プーチンと直接対決したくない。つまりウクライナを見殺しにしかねない。ウクライナは「核攻撃には核で報復する」という抑止力のない国がどうなるかを示している。核保有に反対する者は、基本的にプーチンや習近平、北の手先だと警戒しておいた方がいい。
・・・・・・・・・・・・・・
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」