さて、講演会の後は、講座です。
かなり広い会場だったのですが、ぎゅうぎゅうに敷き詰められて行くヨガマットやタオル。たくさんの方が待ちに待った講座だったのがうかがえます。
実技講座の最初は栗本さんでした。
講座は新刊の『自傷・他害・パニックは防げますか?』の内容を実技を踏まえて、より深めることができる内容でした。
お子さんや自分が関わる方がパニックに陥っている状態は、見ている方もつらいものです。
栗本さんは、「パニック」という状態をおさめることを目的とせず、パニックはどうして起こったのかに目を向けることやパニックを起こしにくい身体を作っていくことの大切さを提案してくださいました。
そして、とても具体的にその方法を教えてくださいました。またこの方法が、家でできることばかり!
そして、身体を作ることは、外側も大事だけれど内側も大事ということで、ご自身が学び、実践していることの参考文献も教えてくださいました。
栗本さんの教えてくださることはハウツーではありません。それぞれがお家に持ち帰り、お家に合ったやり方で実行できます。
その結果、自分の家ではどうだったか、どんな工夫をしてみたか、うちにはこんなところが合わなかったからこうしてみたよ!そんなことを言い合えるとどんどん治り方が加速するんじゃないかなぁ、とそんなカスタマイズ自由な楽しい実践を思い浮かべられる楽しい講座でした。
濃厚な時間は過ぎるのが早いもの。次の廣木先生の講座もあっという間の時間でした。
廣木先生も前述の新刊を踏まえて、文字だけではわかりにくい実技を教えてくださいました。
私も教室で出会うお子さんが、慣れない場所のせいやその日のコンディションによって、びっくりするほど動き回ったり、手当たり次第に物を投げたりする場面に遭遇することがあります。仕事柄、急に止めることなどはしませんが、時として、落ち着かせた方がいいだろうな、と思うことも多々あります。また、以前学校で仕事をしていたときに、自傷に走る子もいました。
そんな経験もあり、廣木先生の「自他護身」の「護道」の体の使い方は身につけておきたいと思っていました。ただ、本を読んでイメージしたり、家で相手をしてもらいながらの実践だけでは、常に「いいのかな?」がつきまとっていました。
今回、その霧がスカッと晴れたことはなによりも収穫でした。また実践を学びながら、「護道」は運動能力と関係なく、さらに武術や武道に疎くてもできるものだ、という確信も得ることができました。
「護道」はつかわないのが一番ですし、使ったとしても相手を押さえ込んだり、ましてや服従させるために使うものではありません。
私が使わない方がよい「護道」を学ぶ理由は、「護道」を通して自分の身体への発見があり、自分の身体が整う感触があるからです。これは栗本さんのコンディショニングでも感じることです。
思いもしなかった身体の使い方を知ることは、凸凹っ子たちが、不器用に動きながらだんだん、自分で動きやすいような動き方を獲得していく過程ときっと同じです。わくわくします。
本を読んで、沈思黙考するよりも、わくわくしながら動いてみる。わからなくてもいいから、ああでもない、こうでもない、と動いてみることが大切!そんなことを感じた時間でした。
帰ったら、忘れないうちにとりあえずやってみよーっと!ととにかく動きたいな、と思いました。
充実の沖縄の講座は、あっという間に終了しました。
講演会、講座のを主催してくださったIMUAの皆さん!本当にありがとうございました。
かなり広い会場だったのですが、ぎゅうぎゅうに敷き詰められて行くヨガマットやタオル。たくさんの方が待ちに待った講座だったのがうかがえます。
実技講座の最初は栗本さんでした。
講座は新刊の『自傷・他害・パニックは防げますか?』の内容を実技を踏まえて、より深めることができる内容でした。
お子さんや自分が関わる方がパニックに陥っている状態は、見ている方もつらいものです。
栗本さんは、「パニック」という状態をおさめることを目的とせず、パニックはどうして起こったのかに目を向けることやパニックを起こしにくい身体を作っていくことの大切さを提案してくださいました。
そして、とても具体的にその方法を教えてくださいました。またこの方法が、家でできることばかり!
そして、身体を作ることは、外側も大事だけれど内側も大事ということで、ご自身が学び、実践していることの参考文献も教えてくださいました。
栗本さんの教えてくださることはハウツーではありません。それぞれがお家に持ち帰り、お家に合ったやり方で実行できます。
その結果、自分の家ではどうだったか、どんな工夫をしてみたか、うちにはこんなところが合わなかったからこうしてみたよ!そんなことを言い合えるとどんどん治り方が加速するんじゃないかなぁ、とそんなカスタマイズ自由な楽しい実践を思い浮かべられる楽しい講座でした。
濃厚な時間は過ぎるのが早いもの。次の廣木先生の講座もあっという間の時間でした。
廣木先生も前述の新刊を踏まえて、文字だけではわかりにくい実技を教えてくださいました。
私も教室で出会うお子さんが、慣れない場所のせいやその日のコンディションによって、びっくりするほど動き回ったり、手当たり次第に物を投げたりする場面に遭遇することがあります。仕事柄、急に止めることなどはしませんが、時として、落ち着かせた方がいいだろうな、と思うことも多々あります。また、以前学校で仕事をしていたときに、自傷に走る子もいました。
そんな経験もあり、廣木先生の「自他護身」の「護道」の体の使い方は身につけておきたいと思っていました。ただ、本を読んでイメージしたり、家で相手をしてもらいながらの実践だけでは、常に「いいのかな?」がつきまとっていました。
今回、その霧がスカッと晴れたことはなによりも収穫でした。また実践を学びながら、「護道」は運動能力と関係なく、さらに武術や武道に疎くてもできるものだ、という確信も得ることができました。
「護道」はつかわないのが一番ですし、使ったとしても相手を押さえ込んだり、ましてや服従させるために使うものではありません。
私が使わない方がよい「護道」を学ぶ理由は、「護道」を通して自分の身体への発見があり、自分の身体が整う感触があるからです。これは栗本さんのコンディショニングでも感じることです。
思いもしなかった身体の使い方を知ることは、凸凹っ子たちが、不器用に動きながらだんだん、自分で動きやすいような動き方を獲得していく過程ときっと同じです。わくわくします。
本を読んで、沈思黙考するよりも、わくわくしながら動いてみる。わからなくてもいいから、ああでもない、こうでもない、と動いてみることが大切!そんなことを感じた時間でした。
帰ったら、忘れないうちにとりあえずやってみよーっと!ととにかく動きたいな、と思いました。
充実の沖縄の講座は、あっという間に終了しました。
講演会、講座のを主催してくださったIMUAの皆さん!本当にありがとうございました。