日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

目的意識。

2020-06-04 22:21:00 | 発達応援
昨日のとうもろこしは、新鮮なうちに!と思いお裾分けしまくったので最後の一本になりました。寂しいけれど、おいしいもの独り占めして、食べきれないともったいないですものね。

最後の一本はとうもろこしご飯を炊き、カレーと共に。



サイコー!

目的意識は大切、そう思って日々過ごす人も多いのではないでしょうか。

もちろん、物事によっては大切だし、無作為になんとなく、だけでは突破できないこともたくさんあります。

ただ、自分の体やお子さんの体を育てるという点においては、目的意識が先走りし過ぎると、そのワークがただのルーティンになってしまって「育てる」に繋がらなかったり、苦手さの増強になってしまうかも、と思うことがあります。

4月に始まった週二回の栗本さんの平日夜のZoomの講座を受講しながら、そんなことを思う事が度々ありました。

というのも、例えば「顎の講座」で顎や口周りのワークをしていて、目がすっきりすることがよくあります。

また、目のワークをしていて、目の疲れが軽減されることはもちろんですが、呼吸が楽になっていることもあります。

どちらも、目の疲れや呼吸を改善するという意識を持って行ったわけではありません。

顎や目の動きを丁寧に行い、自分でビフォーアフターを、ジャッジせずに感じることを行った結果です。

からだの繋がりの深さを感じると同時に、普段は表面上の不快感に振り回され気味なのだなぁということにも気がつかされます。

人はどうしても、行動に表れるできなさや不快感に引っ張られ、その部分を改善しようと目的意識を持ち、躍起になりがちです。

悪いことではないのだけれど、それが体を育てることになるのか、部分のいっときの改善かは、やってみなくてはわかりません。

大人の場合は、ピンポイントの不快感をフォローする動きも大事かな、と思います。

お子さんの場合は、どちらかというと、ムダに近いと思える動きの方が、お子さん自身にとって大事な気がします。

大人が目的意識を持ちすぎて、子どもの育ちに必要なムダを邪魔しないようにしないとな、そんなことを思った今日のZoomのワークでした。
コメント
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