ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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依頼者らの財産を着服する弁護士について

2015年12月20日 15時13分26秒 | 相続
 読売新聞によると,依頼者らの財産を着服したり,だまし取ったりした弁護士が過去3年間で23人起訴され,被害総額は20億円超に上ることが,読売新聞の調査でわかったそうです。
 「背景には弁護士数の拡大や,成年後見人として高齢者の財産を預かる弁護士の増加があり,23人のうち9人は後見人だった。着服金を返済しないケースも多く、日本弁護士連合会は弁護士への信頼が崩れかねないとして、被害者に一定額を給付する救済制度の検討を始めた。
 読売新聞は、2013年1月〜先月の約3年間に、代理人や成年後見人として扱った金を着服するなどして起訴された弁護士について調べた。その結果、東京、大阪、兵庫など13都道府県の弁護士会に所属していた23人が業務上横領罪や詐欺罪で起訴され、事件数では103件。一部は有罪が確定している。」(読売新聞の記事)
 私を含めた多くの弁護士が,この記事の元弁護士らとはもともと住む世界が違うと思っていると思います。したがって,この記事を見て,自分も気をつけようなどという発想が出てこないのです。気をつけるつけない以前の問題なのです。
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