今日は、午前中、強盗致死事件の裁判員裁判を傍聴してきました。
この事件、検察官は被告人を強盗致死罪で起訴しているのですが、私が裁判を傍聴した限りでは、強盗殺人だとしか思えませんでした。なお、強盗致死と強盗殺人は、犯人の殺意の有無で区別されます。
それにしても、被害者が亡くなっていて、ひと言も言えないことをいいことに、2名の弁護人は、被告人は実母から虐待を受けていた、被告人は義父からも虐待されていた等々、被害者には何の関係もないことを並べ立てて裁判員の同情を買おうとしていて、見ていて吐き気がしてきました。