ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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ETV特集「いのちを結ぶ手紙」~この20年で何も変わっていない!

2015年12月19日 10時25分10秒 | 相続
 NHKETV特集「いのちを結ぶ手紙 いじめ自殺 21年目の対話」が今夜11時からアンコール放送されます。
 大河内さんのおっしゃるように,20年前と何も変わっていません。法律もできましたが,同じです。
 とにかく,この番組を見てください。
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奈良北高校生転落死事件~第三者委員会に期待してみても

2015年12月17日 23時43分06秒 | 相続
 毎日新聞によると,奈良県立奈良北高校(生駒市)で12月4日,1年生の男子生徒が転落死した問題で,生徒の父親が,12月17日,奈良市内で記者会見し,「いじめを受けた疑いがあり、真相を究明したい」と訴えたそうです。そして,いじめ調査に遺族の意見を反映するよう求める要望書を,同日,奈良県教育委員会に提出したそうです。
 父親は会見で「(無料通信アプリの)LINEなどで(同級生から)からかいや、ばかにされることがあったようだ」とし,転落直前に教室に残したメモに「いじめが疑われる記述があった」と説明したそうです。また,「何とか止められなかったのか。大人になっていろいろな思い出を作ってほしかった」と無念さを語ったそうです。
 いじめ調査について奈良県教育委員会は12月15日に常設の委員会で行うと発表したが,父親は「遺族への説明は30分だけで、不十分」と批判し,遺族側と協議して第三者委を設置するよう求めたそうです。
 しかし,第三者委員会による調査は,学校の内部調査よりは,ほんの少しだけマシ,と捉えておかないと,期待を大きく裏切らることになります。
 

 
 
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夫婦同姓制度は日本国憲法に違反する?

2015年12月16日 11時56分35秒 | 相続
「塚本」で死にたい 夫婦別姓きょう16日最高裁初判断  
 最高裁判所は,おそらく,夫婦同姓制度が憲法に違反するとは言わないでしょう。なぜなら,夫婦同姓制度も,ほんの少しですが,合理性があると言えるからです。
 私も,夫婦同姓が憲法に違反するとまでは言えないと思います。しかし,選択的夫婦別姓制度を速やかに導入すべきだと思います。なぜなら,結婚しても,これまでの姓で生活していきたいと言う人の要望は正当なものだからです。
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大阪河内長野専門学校生傷害致死事件~損害賠償命令制度は役に立たない!

2015年12月14日 13時04分21秒 | 相続
 毎日新聞によると,大阪府河内長野市の専門学校生,工藤勇人さん(19)が暴行されて亡くなった事件で,傷害致死罪などで起訴された元同級生2人のうち,同市の元専門学校生(20)の初公判が明日12月15日,大阪地方裁判所堺支部であり,工藤さんの両親は「親として、暴行を受けていたことに気づけなかった後悔の念は募るばかり。被告には罪の重さを自覚し、真相を隠さず話してほしい」と願い,裁判を傍聴する予定だそうです。
 そして,工藤さんの両親は、遺族らが刑事裁判の手続きの中で賠償を請求できる損害賠償命令制度に基づき,元同級生2人に計約9000万円の賠償も大阪地裁堺支部に申し立てたとのことです。「大切な息子を失った悲しみがどんなに深いものか、2人には分かってほしい」との思いからだそうです。
 被害者の両親,加害者に真摯な反省を求めるために,損害賠償請求をされているようなので,それはそれでよいのです。
 しかし,賠償金をちゃんと支払って欲しいということであれば,損害賠償命令制度は,ほとんど意味のない制度なのです。なぜなら,加害者は被害者に例えば,9000万円支払え,との決定を裁判所が下しても,加害者に資力がなけば,賠償金は支払われないまま終わるからです。
 だから,我々は,国が加害者に代わって賠償金を立て替えて被害者に支払う,賠償金を国が加害者に求償(請求)していく,その加害者が亡くなるまで,という制度を提唱しているのです。
 
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医療事故全国一斉相談→交通犯罪を考える集い→「避難の権利」を求める全国避難者の会

2015年12月12日 05時22分36秒 | 相続
 今日は,朝から,「第13回 医療事故全国一斉相談」の相談担当し,その後,京都府精華町役場で「交通犯罪を考える集い」に参加するはずでした。
 しかし,医療事故相談の広報が,手違いで,できておらず,1件の電話もありませんでした。
 そして,大阪弁護士会館をなかなか脱出できなかっために,「交通犯罪を考える集い」に行けませんでした。
 「『避難の権利』を求める全国避難者の会 設立記念集会 Part2」は何とか参加してきました。部屋はかなり寒かったですが,避難者の方々のお話はものすごく熱かったです。
 写真は,津久井進弁護士が撮影されたものです。
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ワタミ過労死事件~傷害致死罪を適用すべき!

2015年12月09日 10時41分46秒 | 相続
【ワタミ訴訟和解】「ここまで来たよ」 両親が涙の報告
 この件,結局,お金を払って終わり,です。
 この事件は,交通事故,学校事故,医療事故,と呼ばれるもの=過失犯とは,違って,故意犯であることを忘れてはいけません。オーナ社長には従業員が,心身ともに疲弊しきって,少なくとも傷つけられることの認識はあったのです。その意味で,傷害致死という犯罪なのです。高額の賠償金を払うのは当たり前です。会社をつぶすか,オーナー社長がもう2度と会社経営をできなくなるようにしない限り,また同じことが起きるでしょう。
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児童に対する面接・聴き取りの技能向上に関する研修会→生命のメッセージ展→組織罰勉強会

2015年12月07日 21時23分47秒 | 相続
 この3日間,毎日,京都に通いました。土曜日(12/5)は,京都弁護士会館において,「児童に対する面接・聴き取りの技能向上に関する研修会」に参加しました。昨日は,京都テルサで開催された「生命のメッセージ展」に行ってきました,滞在時間は,かなり短かったですが。
 そして,今日は,同志社大学での,組織罰勉強会(講師は川崎教授)に参加してきました。
 また,知り合いのNさんやKさんらから,仕事してるの?と言われそうです。
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いじめ対応専門弁護士

2015年12月06日 21時55分27秒 | 相続
 今日は,朝,生命のメッセージ展in京都に行き,その後,全「国学校事故・事件の会」(小)集会に参加してきました。
 最近,鎌田慧(さとし)さんの『せめてあのとき一言でも いじめ自殺した子どもの親は訴える』を読んでいて,今,起きている問題が,実は20年前にも起きていたこと,つまり,この20年,事態は何も改善されていないことに気がつきました。
 この鎌田さんの本は,被害者の両親が,語ったことを聴き取ったものですが,最悪結果が発生しないようにするために,こうすればよかったということに,最悪の結果が発生することを阻止するための重大なヒントがありました。
 そこで,私も,最悪の結果を防止するために,被害者の家族を含めた周辺の人間ができることを手伝うべきだと考えています。最悪の結果が発生したあとに,いくら加害者らから賠償金を取っても,亡くなった人は帰ってこないからです。
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JR西日本の方針転換~ヒューマンエラーのすべてに懲罰的な対応をやめるわけではない

2015年12月04日 21時53分22秒 | 相続
ヒューマンエラー懲罰的な対応やめます、JR西「非懲戒」方針 ミス報告しやすく隠蔽防げ!…福知山線脱線事故教訓に
 ヒューマンエラーと言ってもいろいろあります。
 重大な過失で結果を発生させて場合,また,重大な結果を発生させてしまった場合は,懲戒はもちろん,処罰も行わざるを得ないのです。因果応報
です。
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大川小学校保存問題~被害者遺族の声を最優先すべき

2015年12月03日 16時17分34秒 | 相続
<大川小>地元は解体過半数 全市は保存6割
 この問題,地元民の声よりも,実際に被害に遭った人(の家族)の声を最優先して欲しいです。なぜなら,被害者遺族にとっては,小学校の校舎は,被害者の思い出の場所だろうからです。
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