台風２１号被害特別法律相談会in豊中市

　明日は，豊中市すこやかプラザで開催される台風２１号被害特別法律相談会で，被災者からの相談を受けます。
　今週の中ごろには，東京で開催されるシンポジウムに参加するつもりだったのですが，明日の法律相談を担当する弁護士が他にいないため，相談会の方に参加することにしました。
　被災者からの相談，民法が定める土地の工作物責任（717条）に関するものが多いようですが，とにかく，被災者の不安を少しでも解消できるようにベストを尽くします。　
（土地の工作物等の占有者及び所有者の責任）
第７１７条　土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者は、被害者に対してその損害を賠償する責任を負う。ただし、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、所有者がその損害を賠償しなければならない。
２　前項の規定は、竹木の栽植又は支持に瑕疵がある場合について準用する。
３　前２項の場合において、損害の原因について他にその責任を負う者があるときは、占有者又は所有者は、その者に対して求償権を行使することができる。

追加報酬の決定！

　犯罪被害者支援事業に関して，日本弁護士連合会（日弁連）は日本司法支援センター（通称：法テラス）に委託をして，犯罪被害者の支援を行っています。つまり，会員である弁護士から集めた会費等のお金で被害者支援を行う弁護士に報酬を出して，資力の乏しい犯罪被害者の支援を行っています。これを「法律援助」事業と言います。
　この夏のはじめに，私は，この法律援助制度を利用して，強盗殺人未遂の被害者の支援を行いました。そして，法テラスに，その終結報告書を出しておいたのです。そうしたところ，今日になって，法テラスから，私に，追加で報酬を支払うと決定が出たとの連絡が来たのです。
　追加報酬，その金額は微々たるものですが，私の仕事を評価してくれたようで，素直に喜びたいです。

犯罪被害者支援研修（大阪弁護士会）延期！

　今夜，大阪弁護士会館で行う予定だった，弁護士会員向けの犯罪被害者支援研修も，台風２１号の影響で，延期となりました。
　今日に向けて，準備をしてきたので，残念です。

いじめ事件の裁判の実際

　あるいじめ事件について毎日新聞が詳しく報道しています。
　いじめ事件，いつもそうですが，加害者の方は，被害者とじゃれあっていただけ，自分も別人からイジメを受けていた，などと，被害を矮小化するのです。