アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

時代は繰り返す~EF57/EF58

2018-05-28 16:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

過去の画像を整理しながら振り返っているが、つくづく時代は繰り返していることに気が付かされている。古い画像を見て、自分も見てみたかったとか、撮影してみたかったと思うことは、あらゆる年代のファンに存在する意識ではないだろうか。アントンKの場合も同じで、あと10年早く生まれていたら・・と思うことがかつてはしばしばあった。まわりの諸先輩方の作品を拝見して羨ましく思う訳だが、いつの日かそんな思いは消えていった。趣味の世界で後悔はしたくないのだが、自分なりに没頭してきたから、過去を振り返っても切りがないことを悟ったのである。もっとも10年も早く生まれていたら、海外でフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュを鑑賞し、別の人生を歩んでいたかもしれない。想像しかできないアントンKの世代だが、あれほど精神性の高い演奏を実演で接したとき、自分がどうなってしまうのか考えるだけで身体が熱く高揚してしまうのだ。

まだゴーナナ現役の時代のゴハチの画像。当然この時は、ゴハチが奥の森から顔を出しがっくりしたのだろうが、40年以上も時間が経ってしまうと、全てが新鮮に見えてしまうから不思議なものだ。ゴーナナ亡き後、宇都宮区で一番気に入っていた73号機の牽く臨時急行「津軽51号」。まだ普通列車が客車で残っていた時代だから、普通の雑系客車8連で来られても、ごく当たり前で、かえって当時は12系客車の方が嬉しかった思い出がある。

1975-11-02 8408ㇾ  EF5873  津軽51号   東北本線:白岡-久喜