EF65PFの流れを受けて、今回はPF型トップナンバーの急行貨物列車。
現在新鶴見区のEF65が国鉄色に返り咲いているといっても、アントンKはやはりこの面構えが好みだ。窓周りのHゴムの色も印象を大きく変えてしまうが、こう見るとあまり意識していなかったパンタグラフもイメージに大きく影響してしまうようだ。EF651001として晩年の姿だから、スノープロウが省略されていて残念でもあり、かなり疲れ切った表情なのが心痛むところだ。当時は多くのPF型の中の1台として黙々と貨物列車をけん引していた訳で、あまり注目を浴びる存在ではなかったのかもしれない。
いつものように、早朝から夜行列車撮影のため東海道線へと繰り出した時の副産物。ちょうど朝日が昇り、線路に日が入ってきつつある時に現れたEF651001。濃紺が橙色になった瞬間見たEF65PFは、ブルトレよりも輝いて見えた。
2003-08-10 96ㇾ EF651001 JR東日本/東海道本線:湯河原付近