アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

思い出深いEF80の普通客車列車

2019-05-11 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

このブログのためにではないが、今までに撮影した画像を整理していく中で、一番多く撮影している時代は、1980年代の初頭から中盤までだった。おおよそ予想はしていたが、カラー、モノクロともに最もコマ数が多く、自分の中では内容も充実し、思い出も多い時代だったように思う。本格的に撮影に目覚めて4~5年目くらいの時期にあたり、全てが新鮮で撮っても撮っても撮り足りない気持ち。写欲が脳裏からあふれ出てくるような錯覚を覚えたものだった。

アントンKが、EF57の魅力に引き込まれて鉄道撮影に目覚めたことは前にも書いたが、その後に続くEF58やED16、そしてEF80も魅力的に思えて、どんどん深みにハマっていったのだった。当時の仲間内とは、ゴハチを中心に撮影をしていたが、EF80というとソッポを向かれ実に寂しい思いをした思いが過ってくる。確かに当時は、ゴハチと比較するに及ばず、ファンの間では人気が無かったように感じる。1985年のさよなら列車の時には、かろうじてファンの姿はあったが、それ以前では、ほとんど沿線には見かけなかった。

掲載写真は、そのEF80から、上野まで乗り入れていた普通列車をけん引するEF80電気機関車。当時は在り来たりのシーンだったが、アントンKには、ゴハチと同様に長大編成を牽くハチマルはとても魅力的に思え何度も足を運んだもの。同じ交直流機であるEF81とは、また違った風貌をもち、好き嫌いの好みの分かれる機関車だったように思っている。この424列車は、夕方上野に到着する列車で、最も撮影しやすく好みのスジだった。

1980-10-09   424ㇾ  EF8026             常磐線:佐貫-牛久にて