アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

EF58荷物列車末期の記録より

2019-05-03 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

長い休暇を利用して古い画像を整理している。もうこれで何回目を通したことになるのだろう。アントンKの場合、過去の画像はどうしても記録的要素が勝ったものが大部分を占めており、日時、場所等のデータはきっちり残っているが、画像をデータ化する際の処理がいい加減なものが多く、見返していくと腹が立ってきて、気分が悪くなるのだ。スキャナーでの取り込みは、その処理に時間を要し、かつゴミやホコリが着きやすく、もうこれ以上は限界なのかな、と考えている。今後は、少し時間をかけて新たな方法でデータ化を進めていこうと現在画策をしているところなのだ。

スキャンテストを兼ねた画像から今回は掲載。

東海道線の荷物列車からEF58が撤退すると聞こえてきたのは、1983年晩年の頃だった。全国に配置されていたゴハチが、下関に集められた時は、いよいよだと確信したもの。それまでは、大窓機だ、ヒサシ付きだ、ワイパーカバーだと、ウンチクを垂れて選り好みをしていた撮影であったが、もうこの頃になると、そんな贅沢は言えないと心境が変化していたことと思い出す。不思議なもので、それまでにも随分撮影はしてきたのに、いざ消えていくことがわかると、機番に関わらずカメラを向けたくなるもので、引退までの数か月は、詰まらない機番でも毎日撮影していた記録が出てくる。まあそれも思い出となり、将来こうやってネットという環境にさらけ出すとは、当時は夢にも思わなかった。朝日を浴びて東上するEF58164号機。ブルトレに混じって上京するスジで、1年中撮影しやすかった。もともと宮原区の筋だが、元浜松区の164号機が来ているから、もう下関区に集約していたタイミングなのか。

1984-01-28  荷32ㇾ EF58164      東海道本線:函南付近