明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

さよなら夏の日 (改再) 山下達郎

2020-07-23 16:15:00 | 僕の音楽日記
子供の頃
の記憶…
っていうと
季節は夏のシーンが回想
されるのは僕だけだろうか?

思い出は夏の季節に作られる
からなのだろうか?

♪僕たちは大人になっていくよ〜と
歌う山下達郎さん
さよなら夏の日

が後ろで流れているような
そんな僕の幼い頃の回想シーンがある。

そういえば…と
重箱の隅をまた、
つつき始めだした
回想録ですが…

こんなこと、あんなこと
あるある、あった、あった
というやつ…

それは「パンツ」のデザイン変更から見る思春期の男子の心の機微
とでもいいましょうか…


どの年齢のあたりから

子供用の白のグンゼのブリーフパンツから
トランクスタイプのパンツに
移行し始めるのか?

思春期の頃男子は
夢精を経験する
だんだんと大人に身体がなっていく

いつまでも
子供、子供だと
思っていたのが
だんだん 声変わりはするわ
毛は生えてくるわ、
生意気になってくるわ
男の子から
男子になっていく 夏!


グンゼのブリーフパンツから
BVD のトランクスもしくは
BVDのブリーフに変えてくれと

子供の方からリクエストが始まるのだった。

それまでは母親が下着を定期的に
買ってくれてたものが
「色気づいて、この!!」などと、
嫌味を言われながら
母親は息子からの
こんなパンツ履いてられない!


からの〜

違うの買ってくれ!

という意思表示に
驚き、苛立ち、寂しさを感じながらも
グンゼのブリーフパンツから
トランクスタイプの
下着へと
移行し始めるのだった。


それまで
子供用で良かったものが

子供でも大人でもない 
中途半端な
サイズ、デザイン と、当時は
そんなに今みたいに
選べるような種類や、デザインや、メーカーなど無かったから…
困っただろうに…

オヤジのはく
ステテコ、デカパンとはまた違って、恥ずかしく、履けなくて、
かといって
子供用のグンゼのブリーフパンツは
幼すぎで恥ずかしくなってくる
年頃。

クラスの体育の着替えの時や、
身体測定の時に
パンツを見られて
子供用を履いてると
恥ずかしくて、
トランクスや
BVDのブリーフを履いている
大人びている子が増えていた。

恥ずかしさとは
いつまでも子供じみた
格好であって
小さな頃は早く
大人に近づく事が
抜け駆けのように、
先回りしたり、
とにかく格好が優先される訳で…
でも、ほんとに大事なのは…
中身の方なのにね…!

そう思うと、大人になってしまえば
しまったで、
今度は子供じみた真似や、考えもまた、恥ずかしいことと、いわれたり、叱咤されたり、

どちらにせよ
子供っぽい
っていうのは
どうやら
女性や、大人からすると
歓迎されないようで
格好も、中身も
子供っぽいことは
恥ずかしい事なのであって…


早く大人になろうと
決めた
あの、夏の日。

グンゼのブリーフパンツとランニングシャツを着た
幼い僕が
満面の笑みでスローモーションで走っている
場面が
揺れている…


……