11月22日
肺炎のためお亡くなりになりました。
喜多条忠さん
もう、10日も前の事
最近は発表を遅らせる傾向があり
故人を偲ぶのも
時間が経過してることが多い。
喜多条忠さんは
放送作家から
作詞家へ
岡本おさみさんのように
フォークから歌謡曲への
作品を多数提供されてきた。
吉田拓郎さんとの
仕事でも
良い作品を沢山残されてきた
吉田拓郎さんには
有能な
作詞家陣がいた
でも
いまでは
もう、松本隆さんしか
ご存命ではない
岡本おさみさん
安井かずみさん
そして
今回の
喜多条忠さんと
一時代を築いた猛者たちが
次々と天国へ召されていって
それでも
作品だけは
僕たちの心にしっかり残っている。
作詞 喜多条忠
作曲 吉田拓郎
このコンビでの作品は…
メランコリー (1976年)
銀河系まで飛んでいけ (1977年)
(梓みちよ)
今夜は星空 (1978年)
(いしだあゆみ)
やさしい悪魔 (1977年)
アン・ドウ・トロワ (1977年)
あなたのイエスタデイ (1977年)
(キャンディーズ)
春になれば (1977年)
(小坂一也)
砂漠の都会に (1982年)
(真田広之)
さよならルージュ (1979年)
俺と親父 (1979年)
(下條アトム)
私のサタン (1981年)
(ザ・チェリーズ)
いつか街であったなら (1975年)
(中村雅俊)
風の中で (1981年)
(中尾ミエ)
両国橋 (1975年)
(松平純子)
嫌いですか (1981年)
宮崎美子
夜行列車 (1977年)
森進一
と1975年から1977年あたりに
ヒット曲を量産している
やっぱり
やさしい悪魔
いつか街であったなら
メランコリー
は
別格!
文句なく
ベスト3に入る
珠玉の名曲だ
この三曲は
今でいう
神曲
として、
僕は
それ以外に
好きな作品は
中尾ミエさんに
提供した
【風の中で】
なのです。
喜多条忠さんの得意な
別れの情景
十八番の場面。
男と女の
カラッとした
別れの場面
粋な感じが
メロディーと
アレンジにも
感じれる
キラリと光るギターのリフ
当時拓郎さんと
共に活躍していた
青山徹氏
スタジオミュージシャンでもあり
元愛奴でも活躍していた。
詩も曲も演奏も
歌も粋な感じで
とっても
素敵なのだ
喜多条忠さんの作品群の中で
数多くの
男女の恋愛や
別れの場面は
あの時代背景に
とてもマッチしていて
ふと、あの頃
あの時の
香りを、匂いを連れてくる
フォークとか
歌謡曲とか
歌が元気だった時代
夢やワクワクを感じながら
歌を楽しめた時代
確かに
その時代の空気感を肌に感じて
喜多条さんの数々の作品を
聞いてみると
ほっとしたり、
しみじみしたり
喜多条さんの何気ない
日常的につかわれている言葉
その
言葉の魔力に
拓郎さんの
曲がのっかると
それは
名曲へと
早変わりしていった