人生には
3つの坂がある
とか
結婚式で聞かされるあれである。
「上り坂、下り坂、まさか」
ここ最近の出来事でも
下り坂を経験した有名人
いわゆる降板
フジテレビ問題に関係する人たち
そして生島ヒロシさん
下り坂には
「まさか」もついてくる
上り坂の時は誰もが一生懸命に
目の前の坂を駆け上がっていこうとする
そこには
変な妥協も打算もよこしまな考えもなく
ただ、ただ、その先を目指す
心がそこにある
上り坂をのぼりきったら
人はそこに
達成感、充実感を手に入れる
そしてそこから
奢り、昂りをまとい
自分の実力を見失い
その坂を登ってきた成功者としての
優越感に浸りながら
まだ登り途中の人を見下し、
自分の位置にアグラをかくようになる
誰しもとは言わないが
一つ坂をあがったら
まだその先はないか?
また次の頂きを探し、より高みを目指す
気持ちがある、ないのでは
人間性としてもそれぞれかわっていく
自分の足元をみつめ
そして見上げた時まだまだ
長く高くつづく坂はあることに
気がつくかつかないか
一旦歩みを終えると
人はその場から動こうとしない
楽を覚えるとそこは
居心地のいい場所にもなるわけだから
そうやって生きていく僕たちの日々は
今、自分は立ち止まってるのか?
坂の途中なのか?
また違う坂を登っていってるのか?
確認して生きていくくらいがちょうどいい
歩みを辞めずなだらかな坂でもいい
上りつづける気持ちをもつくらいで
ちょうどいい
埼玉八潮市の陥没事故も
「まさか?!」の出来事。
当たり前の日常のありがたさを
ここでも
実感する
いろんなことが起きすぎて
当たり前の日常がどれだけ
感謝なのか
かえられないものとして
心に刺さってくる
その人は坂を降りて…