明日の葉っぱ(8×8)=69

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青春の影 チューリップ

2021-05-21 07:16:00 | 僕の音楽日記
僕は
器用な方ではない
若い時の不器用さは
時にまっすぐで
深くのめり込む形で
音楽なんかも
ずーっと
吉田拓郎を
追いかけて聞いていた

だけども
ときより
聞こえて来る
他の歌たちにも
耳を傾けてない
わけでもなく
そうかと言って
そちらに流れるでもなく

また、本流の拓郎にもどり
聴き進めていった


あれから歳を重ねて
若い頃
拓郎以外
しっかりと腰をすえて聞いてこなかった歌や曲たちを
掘り下げて
聞くことが
多くなった昨今。

ふと感じたことが
拓郎しか頭になかった
あの若い頃
あの若い感性の季節に
僕は
「チューリップ」をもっとリアルに
聴いて、ファンになっていれば
良かったと
好きな、のめり込むアーティストの
一つに
一途に吉田拓郎オンリーではなく
チューリップも
同じくらい大好きだったなら…

そんな自分でいたなら…
そう、思った。


あの若い頃
リアルタイムで
チューリップの全盛期を
応援し、歌たちを聴いていたなら

今の自分はもう少し
遠回りしないで生きられた
のかもしれないし、
もう少し
優しくなれただろうし
早い時期にそうなれたのかも
しれないし、

優しさだったり
強さだったりを
履き違えて理解していた
僕は
包容力ある男としての
生きていけてたんだろうし、

多分
拓郎さんの歌に影響されて
自分だけが勝手に履き違えて
理解して生きてきたんだ。

若い時に聴いた音楽は
その後の生き方を形成する
ことが多いし、
影響されたアーティストの
言葉や詩に
心が動かされる事も多い

チューリップを応援していたかった
と強く思う。

リアルタイムでもっと
真剣に彼らの音楽を聴く機会が
あったのに
そこにいかなかった自分に
残念な気持ちが今
ある。
それだけ魅力的な部分を
聞き流して、聞き逃してきたなぁ
と思うわけです。


たら、れば
の話が好きな僕だけど

今を否定せず
肯定したなかで
今と違う道のりを考えてしまう。

それだけ上手に生きられない
自分だったわけで

周り道が多かった。

しなくていい
揉め事や
はらなくていい意地を
張って
どれだけ
ロスしてきた
人生だったか

青春と呼ばれる季節に
誰もがそこに
光と影をみつける

大きく輝き照りつけてた
希望の
光は
やがて
影をつくる

その影が
長く伸びていき自分の身長を
超えるほど長く伸びた影は
もう
青春の終わりを告げていることに
気づく…








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