明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

Gの祈り 岡林信康

2022-06-04 14:06:00 | 僕の音楽日記
今日日程的に
早めた四十九日法要を
行った。
穏やかな風が吹き
良い日になった

お坊さんのお経の最中
庭にモンシロチョウが
飛来
よく、そういう場面に蝶々が
飛来して…なんて
話を聞く
お経の最中
僕は父親の気配を感じ
庭でゴソゴソ動き回って片付け、
整理してる
生前の父親が今、まさに
そこにいる、そんな気配を感じ
ながら
お経を聞きながら
庭の方に目をやっていた
亡き愛犬が寝そべり
数年まで当たり前だった
実家に訪れて見ていた光景。
ほどなくして
動き回ってた父親が
僕らにコーヒーを入れてくれるために手を休めて
家に上がりこんで
休憩してたそんな光景が
普通にあった、
なんの変哲もない平和な
当たり前と思っていたそんな
ひとつひとつの出来事が
今はもうコーヒーをいれてくれた
父親もいなく
ベランダで寝そべって
おやつをもらう時にだけ寄ってきていた愛犬もいない。

あの当たり前だった
愛おしい光景が
お経の最中目の前に流れ
モンシロチョウがひらひらと
僕たちを見守るように
ずーっと
飛び回っていた



ジジイの祈りは
父親への
ありがとうと
感謝の祈り

父親の家族にむけた
手紙を見ることができた。
それは
まだ病気の進行が進む前に
家族にあてた意思表示。

癌の転移において
脳、肺、内臓にひろがり
点滴等の管での
固定されての
延命治療は望まない。
自然死を望む。
とハッキリ書き残してあった
自筆のしっかりとした文字が
書かれてあった
紙が一枚封筒に同封されてあった
表面には「家族へ」と書かれてあった
その家族へ宛てた手紙の内容のようにはならずに
ある意味望みとおりに
自然に逝った父親。
残されたものに考えさせたり
迷惑をかけることなく逝った
父親らしい最後だった。

幼少期、若い頃苦労して
生き抜いた人生。

ホントにありがとうとご苦労様
の言葉以外ない

僕も今年で還暦
ジジイのG
Gの祈りは
ありがとう、と
感謝の祈り。



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