松田聖子さんって
作曲の才能もある人で
元来 アイドル歌手としても非凡な
才能を持ちつつも
素晴らしい作品を歌いこなすうちに
その才能は
ソングライターとしての
もうひとつの顔を持つようになっていた。
アーテスティックな
活動はステージをこなすうちに
もう、ニューミュージックのアーティストたちと遜色ない
クオリティまで
到達し、単なるアイドル歌手だけでは治らなくなっていた。
作詞家
松本隆さんが
ほぼ作品を全部カバーして松田聖子像を作り上げてきたといって過言でない
むしろ松本隆さんの歌コトバには
もうメロディが乗っかってきている
ようにさえ
思える
作詞 松本隆
作曲 SEIKO
古い港 雨宿りのカフェで
石畳 歩く傘の色どりを目で追うのよ
仔犬抱いて車降りる少女
その横に綺麗な人 そしてあなたがいた
過ぎ去った日が蘇る シェルブールは霧雨
雑誌読む振りをしながらそっと顔をそむけた
私は独り
汽笛が鳴る あと1時間後に
ロンドンへ帰る汽車の客室で景色みてる
瞳のはし ふと視線感じた
さりげなく席を立ってトランクを持つのよ
懐かしい街に寄ったの シェルブールは霧雨
背を向けてコインを投げた噴水も雨の中
帰らない日々
私は独り
出産後に復帰した
アルバム「ストロベリータイム」に挿入されてる
名曲。
どうにも
ティストというか
香りというか
悲哀をまとった歌の雰囲気がタイトルから醸し出されてる
気がしてならない
「シェルブールの雨傘」
カトリーヌ・ドヌーブ主演の名作。
そして
松田聖子さん本人歌唱ではないけど
うまく歌ってる人いました。
雰囲気でてます。
子守唄のような優しいバラードです。
「シェルブールは霧雨」