かぐや姫「さあど」に収録されてる
隠れた名曲。
作詞 伊勢正三
作曲 南こうせつ
菜の花のじゅうたんが
敷かれる頃に
この村にやってきた
かわいい女の娘
砂利道に 足をとられてころび
泣く君のおでこに
そのわけも知らず
唇あてた 暖い春の日
幼い約束は 指きりげんまん
秋までの友達を 河原の小石に託し
敷かれる頃に
この村にやってきた
かわいい女の娘
砂利道に 足をとられてころび
泣く君のおでこに
そのわけも知らず
唇あてた 暖い春の日
幼い約束は 指きりげんまん
秋までの友達を 河原の小石に託し
誰かがおはようと 言った気がして
ふり向くと 朝顔のむこうに 君が笑ってた
お祭りの笛に 誘われたふたり
仲良く手をつないで
風車まわし 野原をかけた
さわやかな夏の日
夕暮れの静けさを
打破るのは
お風呂がいやだと
逃げまわる子供の声
稲刈りも終り 冷たい風を感じる秋の日
この村を離れ 遠くの街へ帰っていった君
さよならを云うために 丘に登れば
田舎道 土けむり 都会へとバスは走る
都会へとバスは走る
今は遠い昔の田舎の
原風景をよく、描写してる
伊勢正三さんの故郷
大分県の昔の光景なのか…
ほのぼのとした
こんな日常が確かに
昔はあったんだよね
それにしても
南こうせつさんが珍しく
三拍子の曲をつくったもんで
なかなか、いい感じなのです。
三拍子の曲って最近ではなかなか
ヒットチャートに登場しなくなった
カントリーワルツが好きな
僕としては
たまに
こんな感じの歌を
無性に聴きたくなる時がある。
気分なんだけれど
…
菜の花が綺麗に咲いてる
景色は
心がほぐれる。
一年一年
春を迎える喜びを実感できる
瞬間なのだ。
長い冬が終わり
寒い冬が終わり
春を実感する
歌は
春とともにやってきた女の子が
やがて秋には
都会へ帰っていく
寂しい歌なんだけど
そうやって
別れを経験して
大人になっていくって
話は
歌でも日常でもあるもんで…
また、会えるかな?
会えたらいいな
きっと 会えるさ
覚えてたらね…
覚えてるかな?
覚えてるさ
覚えてるよね?