明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

給水塔

2020-08-30 06:15:00 | 散文 詩 

侵略者の基地

無言でそびえ立つ給水塔

まるでこの町を監視してる

いつ、誰が、何のために

いやいや

単なる給水塔だから

違う!あれは

絶対!侵略者の基地なんだ!

現実を受け入れず

いつまでも妄想のまま

見上げる給水塔

僕たちの命の水はここにある

その水は侵略者に管理されている

もう、彼らのコントロール下にある

僕たち。


密かに忍び寄る人類の危機

誰かいち早く気がついて

侵略者の野望を阻止しないと


給水塔を見上げながら

そう、呟く。


幼児が僕を見上げながら聞く

「お兄ちゃん なにやってんの?」

「子供は知らなくていいんだ!」

「あれはねきゅうちゅいとう って言うんだよわかった?」

「むふふ、何もわかっちゃぁいないな

侵略者は給水塔に似せて

彼らの乗り物だったりしてるのさ

これがそのまま飛翔体となって飛んで

いくのさ


侵略者は静かに忍び寄っている

地球人を監視し、情報を取っている

70年代

あちらこちらにそびえたっていた

給水塔

その後その本来の役割を終え

姿を消していくものもあり

残骸の如く置き去りにされたものも


あの建物に見せかけた

侵略者の乗り物、侵略者の基地は

いつのまにか

僕の記憶からも消えようとしていた。















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2 コメント

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Unknown (anrinana)
2020-08-30 08:55:51
おはようございます。私も絶対UFOがらみの建物だと思います笑
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Unknown (aoi-tuki-no-waruz)
2020-08-30 09:08:34
@anrinana さんコメントありがとうございます😊そうですよね、そう思っていた時期ありましたか…😆
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