1977年11月25日 発売
オリジナルアルバム
「大いなる人」
に収録されてる
「未来」
とても素敵なラブ・バラード。
「未来」…
今はコロナで世界的にも
先が見えない 不安や焦燥感に
包まれて
明るく希望を持てないでいることが
多い。
楽しいこと
素敵なこと
希望を持てること
など
心がワクワクするような
そんな気持ち、そんな出来事
そんな人
などになったり、巡りあったり
があれば
「未来」も明るいのに…
トキメキをなくすと
人はどうしても
塞ぎ込みがちになる。
これから楽しいことが
待ってると気持ちが高まり
はりもでてくる
この歌も
当時 浅田美代子さんとのことを思っての作品なのか?
その意図は聞き手が想像しながら
楽しめるところだが…
恋する気持ちにトキメキをのせて
書き上げた曲なんだろうと思う。
後のアルバム
ローリング30 に収録された
松本隆作品の
「恋唄」が出来てしまって
そちらの方に
上書きされた感があり
吉田拓郎のしっとりした
ラブバラードの完成度は
「恋唄」にとってかわってしまった
けれど
僕は、「恋唄」もいいとは思うけど
やはり
アレンジ、詩、曲ともに
この「未来」が最高だと思う。
アルバム
「大いなる人」で
初めて組む事になった
鈴木茂さん
いわずとしれた
「はっぴいえんど」のギタリスト
アルバム
「大いなる人」は
R&Bが根底にあって吉田拓郎さんの
ある意味やりたかった音楽が
このアルバムには
詰め込まれてる。
それに答える形で、緩急をつけながら素敵なアレンジを施していった
鈴木茂さん
この「未来」も
プロコル ハルムの
「青い影」のようなハモンドオルガンと同じ音色でそれを
彷彿させる
ゆったりと夜、
リラックスして
聴きたい良い歌なのです。
2021年 これから先の
未来に向かって…