1974年3月発売の
大ヒット曲
「私は泣いています」
に続いて
リリースした
「風のいたみ」
作詞 作曲 りりィ
9月発売。
大ヒットの後
の余韻さめやらぬうちに
持ってきた次の曲は…
カントリーワルツの三拍子。
アレンジは
木田高介さん
名アレンジャーであり、
自らのバンドでブラスロックを演奏する第一人者。
りりィさんの
義娘は
ドリカムの吉田美和さん。
2016年にりりィさんは肺がんで
亡くなられた。
ハスキーボイスの粋なシンガーであり
アーティストだった。
ハーフであり
声も酒の飲み過ぎと歌い過ぎで潰れたとか…
どこか冷たいようだが
芯は暖かい女性であり、アーティストだったように思う
フォークソング全盛の時
遠藤賢治
加川良
かぐや姫
その他当時の活躍していたアーティストたちとも幅広い交流をされていた。顔の広さと社交的な彼女は
フォークからニューミュージックへ移行する
ミュージックシーンの過渡期を駆け抜けたアーティストだったんだと思う。
僕は「私は泣いています」
より、この
「風のいたみ」が大好き。
♪電話の中のあなたの声に
心も弾むの
電話の中のあなたの姿
思い浮かべるの
あゝあれはいつだったでしょう
あなたと愛してあえて
幸せだったのに
あなたの中に私が見えた
時が過ぎてゆく
オレンジ色の涙に溶けた
二人の心だったけど
風のいたみをわかっていたの
あなたとわたし
強がりばかりで
あなたを困らせた
わたしの悪い癖
あなたの影を踏み越えて行った
時が過ぎてゆく
あゝ あれはいつだったでしょう
あなたと愛しあえて
幸せだったのに
あなたの影を踏み越えて
時が過ぎてゆく