明日の葉っぱ(8×8)=69

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銀のジェット 大瀧詠一 共同企画『人は何故別れ歌に乗り物を選ぶのか?』

2020-03-15 13:23:09 | 僕の音楽日記

大瀧詠一さんの「銀のジェット」
「EACH TIME」より
作詞 松本隆 
作曲 大瀧詠一
滑走路から離陸してく
銀色の機影
迷ってた君の答えを乗せて
翔び立つ
違う女性になりきれずに
そう 本当の
自分さえ失った
羽撃くのを止めれば堕ちること
青空舞う鳥さえ識ってるさ
君だけが知らなかったね
愛され過ぎてたから愛せない
今ではそんな君も哀しいよ
君が捨てたこの都会で
生き続けるよ
失うものなど もうこれ以上
無いから
いつの日か君のように
逃げるかもしれないけど
雲間に・・・・・・消えてく
翼を・・・・・・見送る

もうっ!松本隆ワールド全開です。
少し、男より強い女性が
違う女性像を追いかけてそうなりきれず
その男性と別れるために飛行機で別れる
迷いに迷ってついには自分さえも見失う
ここはどこ?私は誰?
愛された過ぎて
愛する事ができなかった女性…
本当に自分さえもなくして…
男性も君を失いひとりの都会で失うものも何もなくなったと…
お金もなくなったのかな?…
住む家さえもなくなったのかな?…
そのうち君みたいに逃げ出すとも予告すらして…
一般的な男女の別れの情景なら
羽田空港のシーンなんだろうけど
もしかしたら…
大瀧詠一 はっぴいえんどファミリーの
活動拠点の「福生」ふっさ…
横田基地  …という事も考えられる
航空自衛隊 百里基地かもしれないし、
軍に勤めてた女性と一般男性というパターン
アメリカ軍パイロットの女性と日本の航空自衛隊の男性というパターン
色々なパターンがある。
この歌に登場する
男女はどこの飛行場
空港から旅立ったのか?

なんて推理もどきの深掘りに入る。
横田基地…という
大瀧詠一さんのお膝元での
シュチュエーションということは
「あり!」なんだと思う。
軍人と男性の彼女としての女性像へのギャップ
に悩み ジェットに乗って本国に帰る事悩みを、迷いを載せたまま
滑走路を飛びたったという…
歌の始まり…そう思うと
羽田空港ではないのではないか?
ましてや
成田空港でもないわけで
別れる…イコール そのまんま
飛行場!
このパターンの別れは飛行機必然!
「銀のジェット」
アンニュイな雰囲気で
いかにも大瀧詠一サウンド!

あと引き余韻を残した別れ歌。
coverしてるのは
本人そっくりのこの人の歌で…













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2 コメント

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Unknown (kosuke3534)
2020-03-16 03:59:08
夜分に失礼致します😅

素敵な内容でした👍
流石です😁

作詞:松本隆
作曲:大滝詠一

さらばシベリア鉄道と同じですね!
松本隆は別れの際、乗り物を使いがち?

色々想像出来るのが楽しいシリーズですね😄
返信する
Unknown (aoi-tuki-no-waruz)
2020-03-16 12:36:24
@kosuke3534 さん😊コメントありがとうございます。昭和は飛行機✈️や船の別れが多いと思いますねぇ
松本隆さんの詩はオシャレだから
演歌っぽくなく(笑)
飛行機の別れの曲あわや、演歌に行きそうになりましたから(笑)
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