明日の葉っぱ(8×8)=69

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優しいあの子 スピッツ

2020-02-29 07:54:00 | 僕の音楽日記
歌詞はそれこそPVの映像になるような
独特の世界を、描いていて
抽象的でもあり、現実的でもあり、
遠くに思いやる
「やさしいあの子」

距離から生まれる
切ない情感のコトバ

「やさしい」って事は
自分にとって都合のいい
「やさしい」
であって
「やさしさ」
はその相手の持つ深い思い。
それは時には
受け取れない「やさしさ」であって、
(こんなの、やさしさでも、やさしいでもなんでもないよ!)
とか
よくドラマでも出で来るセリフ。

自分の思い描いてるやさしいという
相手に対する思いが
膨らみすぎるのは
離れていれば
その距離が現実感を
見失しなさせる。

伝えるすべは
手紙でも
電話でも
なく
ただ思いを飛ばすだけ…
そんな滑稽な
それでいて
昔から
あるような
人を思いやる祈りに似た
思い。


やさしいあの子に…

きっとやさしいであろう
あの子に…

買い被りすぎてないか?
あの子は本当にやさしいのか?
そう思った瞬間から
自分にとって都合のいいやさしさを
測っている。

本当のやさしさとは?
僕にとって、良薬は口に苦し
でなきゃならないのだろうけど
誰もみんな自分に甘い。

「やさしいなぁ〜」
自分にとっての願望、希望が叶った時に
必ず口にするセリフ。

「やさしい」の言葉の裏に
「ありがとう〜」が隠れている。




https://youtu.be/RkIOd78C82I


重い扉を押し開けたら 暗い道が続いてて
めげずに歩いたその先に 知らなかった世界
氷を散らす風すら 味方にもできるんだなあ
切り取られることのない 丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい ルルル…

口にする度に泣けるほど 憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き たどり着いたコタン
芽吹きを待つ仲間が 麓にも生きていたんだなあ
寂しい夜温める 古い許しの歌を
優しいあの子にも聴かせたい ルルル…

怖がりで言いそびれた ありがとうの一言と
日なたでまた会えるなら 丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい 


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