明日の葉っぱ(8×8)=69

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廃友 捨友

2020-04-11 12:34:00 | 散文 詩 

親友とは

とても仲のいい友人をさす。


心友心から理解し合える友人

信友信じ合える友人


長年付き合ってきた

あいつとは

どれも違うような気がして


この歳になるまで

一体どこを見つめてきたのだろうか

自分の目の節穴を責め

情けなく思うのだ。


親友でも

心友でも

ましてや

信友でもないし、無かった。


虚しさだけが残った


たまたま

志、目指すべき、夢、趣味が同じ

だっただけで

その他の事には

深く立ち入らない関係だった


でも親友と僕は呼ばれていたわけで


そんな中でも

友達として、関係性は多様であって他の友人とは

自然消滅的に関係が薄れていく

事もあるし

それぞれが環境が変わって

会う頻度が薄れていき

自然消滅する友だち関係だってある。


今日まで

仲良くしている友人の中で

この先も歳を重ねていっても

変わらない気持ちで会える

友人の方が多いはずで


何故、奴は

大変な時

何はさておき

相手のもとへ駆けつける

というのが普通の友人として取るべき

行動をしてくれなかったのか?


長年僕が友だちだと思ってたやつが


僕の中での認識がズレはじめた。



期待をしながら待ち続け、

君からの友達としての定義

公式をあてはめてみたけれど

僕は奴に何を期待していたのだろう



友達と思っている以上

友達としての僕の物差しで

期待していた。



利用されてきた

夢を餌に


僕たちの時間は

傷ついたフィルムのネガ

もう、現像することもない



セピア色のまま


僕は友を廃てる

僕は友を捨てる


友と呼ばない


そして

平穏な日々と引き換えに








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