1980年作品
80年代幕開けに
ふさわしく
新しい
湘南サウンド
70年代が加山雄三とワイルドワンズ
が湘南サウンドなら
80年代ニューミュージック界のトップバッターとして
大手をあげて
ブレッド&バターが
そのポジションとその椅子につく!
アルバム一曲目に
ポップなノリのいい曲から
始まる
ブレッド&バターの名盤の
匂いを感じる始まりを告げる
僕が名盤定義にあげている
アルバム収録一曲目、二曲目
最強説。
この説にこのアルバムも見事に
当てはまっている。
僕の人生の中で
歌が堰をきったように
雪崩れ込んだきた
高校の頃
とにかく
拓郎一辺倒だった
音楽が
色んなジャンル
色んな音
食べず嫌い
聞かず嫌いを
無くすように
なんでも聞いてみる
良い子になっていた
それまでと違った景色と
違った耳障りが
僕の心を揺さぶり
血となり
骨となり
肉となっていった。
聞かなかった音楽の向こう側は
意外と
心地よかったり
していたり
意外と
好きになっていったり
したもので
人との付き合いのなかで
教えられるものと合わせて
その人の音楽趣味をも
伝搬するもので
S水くんから
「ブレッド&バター」良いよ!
って言葉から
「聞かせて!」と素直に反応していたからこそ
巡り会えた一枚にもなった。
Hold on!
掴んだ 一枚
待って!
と
作品達が
僕を立ち止まらせた。