Don't trust over thirty‼️
大人なんて信用するな!
もう、卒業シーズンで
また新しい若者たちが巣立っていく
今の生きづらい世の中ではあるが
僕らの頃も
校内暴力だとか
ツッパリだとか
結構 生きづらかった。
あの頃もそうだったけれど
目に見えない敵に向かって
もがいていたような
仮想敵を作る事で
若いエネルギーを発散する
仕方を、捌け口をそこに
求めていたような気がする。
「大人なんて信用しない!」
大人って?何歳からなんだ
その線引きは?
やはり30歳以上なんだろうと
漠然と思いながらも
Don't trust over thirty!
と言う言葉があるように
大人に取り入れらるように
真面目に行儀良くなんて
できるか!
って尖ってみては
若さはおおよそ
遠回りをする
人生の冒険のようで
単なる甘えでしかなく
理由をつけて
自分を正当化していたに
過ぎなかった。
大人になることへの
反発、
それがカッコいいなんて
思うところが
子供で…
むしろその大人の道に
果敢に立ち向かうことの方が
よっぽど
勇気ある生き方だったと
気がつくのに
時間はかかった。
ティーンエイジのカリスマとして
次なるオピニオンリーダーとして
当時の尾崎豊さんは時代に
乗っかった1人のアーティストとして
注目されていた。
ティーンエイジに絶大なる指示を
もらって頭角を表して
時代のヒーローとして尾崎豊さんは
代弁者のような
立場にもなっていたような
気がする。
カッコいいと祭り上げられ
ロックの旗手としてどんどん
存在感は膨らんでいったけれど
あの時の作品として
聞くことは
今、少し
恥ずかしい感じもする
あまりにも稚拙で幼稚すぎる
ワガママすぎる
思考からのもがき。
確かに
支配からの
卒業と歌っているけれど
支配されてると勘違いしてるだけで
思い込みもあって体制、反体制と
立場が違えば
その噛みつき方にしろ
反体制側の方がカッコいいに
決まってる。
たしかに
若い頃は行儀良く真面目なんて
カッコ悪い、
しかし
そのことよりも
懸命に汚れながら生きていく
ことで
甘えることなく
前を向いて生きていった若者も
たくさんいた。
その人たちから
この歌を聴くと
どう聞こえたのだろう
そして
その人たちも
同じ若者であっても
Don't trust over thirty
だったのだろうか?
大人なんて信じるな!
だったのだろうか?
僕は
当時も
今も
この
尾崎豊さんの
「卒業」という作品は
思うほど
いいとは思わない。
何かピントが合ってない気がして
共感するところがない
かといって
僕は真面目で行儀がいいわけもなく
ツッパリってたわけもなく。
夜の校舎の窓ガラスを割る
気持ちにもならず
支配されてた
なんて思ったこともなく
過剰に反応しすぎじゃないのか?
感受性が強すぎるなんじゃないのか?
いまでもそう思う
歌が
尾崎豊さんの
「卒業」だ