明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

嘘の蓋

2020-08-16 05:39:00 | 散文 詩 

またその日は…

蓋をされ時間の流れは

日常へと流れてゆく


善と思っていたことが 悪で

悪だと思っていたことが 善で

物事の事実とそれを

推し量る価値観は

虚ろいゆく時代とともに

コインの裏表


鵜呑みに信じていた頃が

本当は幸せで

後から

真実の裏側を知らされる

誰かが作ったシナリオなのか

信じるようが

信じまいが

信じたいが

信じたくない


ホントのホントは 嘘で

嘘の嘘はホントで


クルクル巡る時代の万華鏡

クルクル廻る時代の風車

クルクル周る時代は繰り返す


どこへ向かって

誰のために

幸も不幸も己の価値観ひとつ

サイコロの目を振る

時代の双六はその先

行き止まりの崖っぷち?

開けた楽園?


生きる権利と、死ぬ権利

誰かに操作されて時代は進む

光と影の当て方を

変えてみる

そこに、真実が

浮かび上がって見えてくる


無情の死が折り重なり

無意味な戦いは

終わりを告げた

争い事に何の意味などなく

空に立ち昇る積乱雲は

この夏も

仁王立ちする










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