明日の葉っぱ(8×8)=69

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よろしく哀愁 郷ひろみ

2019-10-14 10:49:00 | 僕の音楽日記
少し鼻にかかった歌い方
1974年のヒット曲

おそらく
安井かずみ
筒美京平コンビの作品で
一番じゃないかと思える
作品の
「よろしく哀愁」

沢田研二さんが歌っても良いと思えるほど
安井かずみさんは沢田研二さん作品を多く手がけてきたイメージもあって、

でも
艶っぽい良い男が歌うのに
ピッタリの大人の歌になっている

郷ひろみさんもこの作品で大人の男へと成長した作品だったように思う。




心配性の彼女をなだめ
慰める
恋と二人の絆を確認する
思いやりある
歌の内容。


この歌のキモの言葉は

「会えない時間が
愛育てるのさ 目をつぶれば
君がいる」

ってところかな?

あの頃は携帯も
メールもできない時代
ダイレクトに意思が伝わらない時

より離れた時間
会えない時間が
愛おしく
愛を育てるのには
十分な時間だったし、
壊れていくのにも
十分な時間だったのかもしれない


もう、泣くのも平気
よろしく
哀愁…
と言って
歌は終わる

会えない時間目をつぶれは君がいる
そのことで心が強くなる
寂しさも哀愁も
二人を強くする時間。

今思えば
なんてステキな
粋な歌詞を
サラって歌っていたのだろうと
頷くばかりだ。

郷ひろみさんだからヒットした
アイドルだからヒットした
だけではなく
作品としても素晴らしいと感じる

「よろしく哀愁」なのです。


頻繁にやりとりして
愛を確かめ合う
恋人同士の形も
時間と距離を大切に思う
信頼と絆
目に見えない心の交流という部分
がだんだん
気薄になってきたように思う
昨今。

恋愛の深み
愛することの
奥深さ
はこうして作られるような
気がする。










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