♪フランシーヌの場合は
あまりにもおバカさん
1969年6月発売。
僕が小学校に入学した時
流行ってた歌だ
プロテスト・フォーク
という括りらしいが
世の中に
暗い影を落とされてるようで…
その年2月には
カルメン・マキの歌う
『時には母のない子のように』と
いう
くら〜い、さみしぃー!
歌が流行った。
その後を追い
どうして、追い討ちをかけるように
どよ〜ん
とした歌が流行ったのだろう?
なんかサビのあたりから訳の分からない
フランス語のナレーションが流れて
3月30日 日曜日
フランス パリの路上で
フランシーヌ・ルコント
女性30歳が
アフリカ ナイジェリアの内戦
ビアフラの飢餓に抗議して
焼身自殺したニュースをうけて
作られた歌。
ひとりの若い女性が命を抗議のために燃やし亡くなった
小さな事件だけれど
人の心を動かして、歌になったということは
ある意味、意味のある死だったのだろうか?
なにやら
あの頃、「時には〜」と「フランシーヌ〜」は二部作のように
感じて
確かになにか
メッセージソングのような
人の心に錨を落すような
印象を持たせていた。
翌年1970年には
万国博覧会が待ち受けていた。