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先月亡くなられた
喜多条忠さんと
正やんが
同じステージに立った映像が…
フォークDUO
風の
ファーストアルバム
「風ファースト」に
収録されてる
短い作品だけど
これ、作詞が
喜多条さんだったとは
…
多感な頃
突然
知ってる人が
いなくなる
死んでしまう
という
ショッキングな出来事には
そうそう
遭遇しないものだけれど
人の死というものが
身近にあった時
受け止める側は
どうやって
気持ちを消化していくか
どうやって
その事実を理解していくか
信じたく無い
現実逃避に落ち入り
その事実を受け入れられないで
いるだろうし、
ましてや
好きだった人なら
尚更だろうと
…
この作品には
哀愁と残酷な展開が
描かれている
女子の立場からの
語りでの
詩は
柔らかく
メルヘンぽくまとめられては
いるものの
♪
とっても背が高くて
真っ黒に日焼けして
シュークリームが
大好きだったキャプテン
私生徒手帳にいつも
彼の写真入れてた
でも
死んじゃったの
その人
と
あっけらかんと
その恋人の死を告白する
どうして亡くなったかも
知らされず
ただ
手を伸ばして
おもいっきり
ジャンプしたら
星に手が届いてしまった
という
終わり方が
可愛くて
救われた
気持ちになった
そんな
作品。
綺麗にまとめてくれた
もので
人の死を美しく
綺麗な思い出として
悲しみを薄めて終わっている
星空を
この女子は
ずっと
これからも
見上げるだろうし
彼のことも
わすれないだろうし
多感な頃の大きな出来事は
ずーっと
忘れることなく
心に刻まれていることだから
…
風の初期の名曲
「星空」
1975年
頃の
喜多条さんの作品は
やはり
秀逸なものが多い
この作品もそのひとつだし
正やんにしか表されない
味のある作品として記憶されている