1992年5月発売の映画の主題歌でもあった
「マンハッタン・キス」
この頃から山下達郎さんアレンジで
夫婦共同作業作品が出回ってくるのだが…
竹内まりあさんにして
直球の不倫の歌なんだけど
不思議なのは
この手の世界観の作品の
歌を
時代の歌姫三人
ユーミン
中島みゆき
竹内まりあ
がそれぞれ
歌うとなると
1番チャーミングで
なぜかキュンとなる余韻を持たせてくれるのが
竹内まりあさんではないだろうか?
不倫を推奨するわけではないが
表現者としての
歌姫三者三様で歌の題材が
不倫であったら
中島みゆきさんは
たぶん
もっと深く切り込んでくるだろうし
ぐうの音もでないほどの
言葉をねじ込んで歌いあげるだろう。
ユーミンに関しても
さらりと歌いながら
女性の冷たい目線で
相手の男性の行動や心を
えぐりそう。
竹内まりあさんのこの詩の世界観
は情景描写はフィルムのひとコマ
を映像で見せられながら
甘く切なく
聞かせる歌になってる。
あくまで
寂しさから恨みや泣き言へ発展
させていかない
英語の歌詞に込められた
その言葉の意味が
歌の本質を
いい意味で
ぼやかしていたりもするのだ。
Till I hear you say you love me
don't disturb
あなたから
愛しているよ
という言葉を聞くまでは
誰にもこの恋の
邪魔はさせない。
いけない恋と知りつつ
それでも幕引きをしたくても
引き下がれない
一点は
…
その言葉
「愛しているよ」
という言葉を引き金にして
幕引きをするつもりなのだろうか?
♪何もかもなかったように
シャツを着る
愛しい背中眺めるの
このフレーズだけとってみても
竹内まりあさん
ならではの優しい女性目線。
自分との時間から
相手は家へ戻るその瞬間を見送る
切り取られたシーン。
このシーンの表現ひとつとっても
中島みゆき
ユーミン
は
どう表現するだろうか?
愛しい背中を眺めるだろうか
中島みゆきさんなら
愛しい背中に言葉のナイフを突き立てるだろうし、
ユーミンなら
愛しい背中を鏡越しに見て
直視しないだろう
現実として受け入れない感じ
同じフレーズ表現でも
三者三様なんだろうと、
想像してしまったりする。
「マンハッタンキス」は
竹内まりあさん
らしからぬ、
踏み込んだ不倫の歌
サビのメロディの良さがあっさり
聞きやすい
いい歌になってるのが救い。
ちょっと
ドロドロ系の恋愛
三部作
「駅」
「マンハッタンキス」
「シングルアゲイン」
そんな感じ。
やっぱり
竹内まりあさんらしからぬ
世界観なんだな。
でも
女子はどっぷり
カラオケなんかで
上の三曲なんか
選曲して歌ってたなぁ…
少し悲劇のヒロイン風が
歌の世界に入り込むには
心地よいのかもしれないね。
恐れ入ります。妄想好きの戯言、駄文お恥ずかしい限りです。
飽きずに付き合って頂いて光栄です。🙇♂️
歌姫3人の考察!
唸りました〜🤔
さすがです😆
こういう事が書けるとカッコイイなぁって悶えています😅
また勉強させていただきます🤓