明日の葉っぱ(8×8)=69

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泣けてくる ウルフルズ

2022-06-07 18:57:00 | 僕の音楽日記
父親の死から
75日目の昨夜

四十九日も終え
何かまた、思い返す時間があり、
葬儀の時は弟は挨拶時に
嗚咽しながら泣いて挨拶をしていた。
父親が病院から
冷たくなって家に
戻ってきた姿を見た時も
少しウルッとしたくらいで
泣きもしなかった僕。

こういったことろが
ろくでなしたる所以なんだろうと
思ったり…

何故泣けない、
泣けない自分に嫌気もさしていた

別に泣くことが弔いになるなんて
思ってもいないが…

気持ちを整理して
送り出すことが何よりなんだと
思っていた。
それでも
充分にやれる範囲、出来る事は
悔いなくやってきたつもり
その つもりの中に
ホントは
もっと早く僕は息子とし
長男とし愛された事を確認するより
先に男として、父親として
ひとりの人間として
優しさ溢れる言葉を父親にかけただろうか?と思い返した途端
泣けてきた。
嗚咽を抑え
声を上げ
泣いていた。
枕に顔を埋めて
泣き声がもれないように
泣いた。

「大変だったね、ホントに苦労してきたんだなぁ ありがとう…ちゃんと向き合うことをしてこなくて…」

そんな言葉が胸を掻きむしる

照れや、恥ずかしさが先に立ち
そんな言葉すら
かけれるタイミングもなかったことはなかったんだけれど

やり残したことといえば
父母は結婚式をあげてなかったから
せめて写真でも並んで撮ってあげたかったことと
昨夜胸を打つ
その労いの言葉をかけてあげれなかったことの悔しさが
とめどなく自分を責めながら
涙という形で父親を思いながら
泣けてきた。

あれだけ
泣けない自分に
何か欠損してる感情があるのか
半ば 気にしないようにもしていた。

声を上げて泣いたのは
何年ぶりだろう

父親を亡くした悲しみというより
自分の不甲斐なさに
泣けたのかもしれないけれど
この涙は
確かに
父への弔いとして流し

幼児がベソをかいて泣き崩れてる
そんな感じだった。

明日で七十七日目
実際の四十九日

どちらかといえば
文句ばっかり言ってた父親だった
他人に言えない分
母親にだったり
僕らの前で
よく、文句を言って発散していたこともあった
特に病院での扱いの悪さには
相当ご立腹だった
昔から
文句の多い父親だったけれど
そうでもして感情を発散しないと
それこそ潰れてしまうのも
あるわけで

だから
僕は
この七十七日間に
父親への感謝の気持ちを
ずーっと
毎日書き綴ってみた。
ありがとうと思い返すこと
感謝の気持ちになったこと
書き綴ってみた。
それが
文句の多い父親への
逆の感謝を込めてあの世へ旅立って
いけるように
感謝の言葉で押し出した。


泣けてくる感情は後にも先にも
昨夜のあの瞬間確かに
僕は父親の死を受け入れた。









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