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ペニーレインでバーボン よしだたくろう

2020-07-12 05:47:00 | 僕の音楽日記




よしだたくろう は 老成していた。
1974年 吉田拓郎27歳にして
アルバム 「今はまだ人生を語らず」をつくる
そして、その第一曲目が
このグルーブ感あふれる
「ペニーレインでバーボン」

フォークの吉田拓郎なんて
言葉がぶっ飛んだ
ほぼ、ロックだ
字余りと、畳み掛けるような
言葉と揶揄する歌詞には
それを誘発するように
放送コードに触れた箇所があり、
悲しくも
販売自粛の曲となる

誰もが
あの頃
吉田拓郎の動静に注目が集まった
時代のオピニオンリーダーだった。

ペニーレイン…
ビートルズの歌のタイトルでもある
その歌の店
が原宿にできた
ユイ音楽工房がバックアップして、アーティストたちが気軽に出入りできる飲み屋のような
原宿というお洒落な若者中心文化の地で
その店は瞬く間に有名なスポットとなり、修学旅行のコースにもなるくらいだったとか…

勿論、リアルでこのアルバムを聞いた僕は、この
「ペニーレインでバーボン」のタイトルからの意味は深く理解しておらず
とにかく
よしだたくろう!カッコいい!で染まってしまった。
そして何より
その後、バーボンというお酒に興味を示して、高校に入るや否やバイトを始めた頃ちょうど酒屋さんでのバイトだったので
バーボンを飲んでみたくなったわけだ。
小学生6年に初めてきいた
「ペニーレインでバーボン」流石にその時バーボンは飲めず手に入らず、中学生の時も、まずウィスキーコーク  が関の山、
オヤジのニッカジョニクロを少々拝借してコーラで割って…
永ちゃんのウィスキーコーク  の歌にあるように
それを飲んでみたり…

でもバーボンは
まずなかなかお目にかからなかった。
燻ってた思いは
酒屋のバイトで
店内を物色して
バーボンを探した。

バーボンウィスキーという名称。
ケンタッキーで作られるものをさし、
バーボン自体は
とうもろこし、ライ麦、小麦、大麦などを麦芽で糖化し、酵母を加えて、アルコール発酵させ蒸留してつくる
癖のある酒だ。



ワイルドターキー
これにしようか?でも度数が高く…




I W ハーパー 有名なバーボンであるが、高くて、飲みきれなかったら
怒られるので、証拠を残せない年頃だったから…

これにした覚えがある。


フォアローゼス
薔薇のマークのコスパがいいバーボン。これなら
残しても飲めなくても
捨てても惜しくないとばかり
軽いのりで買ったわけだ

意外とこれが
ハマったのだ。
フォアローゼス!
結構うまかった
その後、社会人になってからも
普通にウィスキーを頼むのではなく
バーボン。
それも
フォアローゼス。オンリーだった。ロックでソーダで割って
水割りで
酎ハイが流行るまで
バーボンオンリーだった。

酒の歌の中では

ペニーレインでバーボン
カッコいいし、
怒りを吐き出す感じが、エネルギーの発散にはちょうどいいのだ。

政治家を
気持ちの悪い
政治家ども…と歌い、

テレビは一体誰のための
ものなのか?と
問題提議し、…

色んなことがうまくいかない
もどかしさの中
力のないものは
酒のチカラを借りてみるのも
いいさ…と歌う。、

正直すぎる生き方で
気苦労の多い
人たちなら…
バーボンのボトルを抱いて…


飲んだくれて
酔っ払った方が
勝ち

なのだ…

もう、最近は飲めなくてなったから
甘いものお菓子が好きで…
もっぱら…

ペニーレインでブルボン
ってとこかな?







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