宇宙へのツイッター

踏まれた足を退けることが出来るまで
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色付いて ・・・   も Part  3 と なりつつ

2013-10-21 13:27:28 | 日記


我が家のシンボルツリーは ヤマボウシ 

ですが どうしてもオリーブの木を植えたいという夢は 捨てきれませんでした

新築して3年目の5月 夢はかなって 我が家の玄関に 2本のオリーブが植えられました 



会社から戻って 『 明日 行くよ 』 という夫の声で すぐに何のことか解りました
平日の休みが取れて 交通機関がスムーズである事を確認しての決断
こういう事は いつも 突然なのです

翌日 4時起床
もしもの事を考え一泊分の荷物をバッグに詰め 車を空港の駐車場に入れて 羽田発 高松行きの第1便に乗りました

空港から バスで辿り着いた高松港より高速船で小豆島 へ



オリーブへの夢  それは 

ホームセンターでも ネットでも見つけられるオリーブですが 簡単に叶っては 夢 でなくなります
日本で 初めてオリーブが育てられた小豆島のオリーブでなければ

そんな拘りのなか 小豆島の なだらかな丘の斜面に立ち並ぶオリーブの木の中から 私に気に入られたのは 寒さに強い ネバティロブロンコ と ミッションでした

機内で 手荷物を預けるのに 委託できるサイズは120cmです
私の背くらいはあるネバティロブロンコの枝先を丸めて 120cm以内に治まるよう  売店で荷作っていただきました
ミッションは 50cmほどの苗木にしました

2本のオリーブを携え 往路を逆方向に帰路につきます

高松港にて 空港行きのバスを待つあいだ 讃岐ウドンに舌鼓を打つ時間もあった ≪夢のオリーブを求めて小豆島≫ 



それから3年ほどで 2本ともに花が咲くようになり 翌年からは 2階まで届く枝にも実をつけるまでに成長して 10何年

枝の先は 玄関前の歩道をも覆い 夏には タワワな青い実のなる木陰で立ち止まって
『 何の木ですか 』 と尋ねる通りすがりのかたもいましたが  
この頃は 麦の家でオリーブの実がなるのを 心待ちにしている町内会のかたもいるらしい ・・・



ネバティロブロンコ は 枝が四方八方に暴れ 実は小さめで 色付くのが早く
ミッションは ポプラのように お行儀よくて 大粒の実は 秋の深まりゆくなか控えめに色付いていきます



四季を通して 風に翻るシルバーリーフ 
春には 金木犀を思わせる小花 
青い実が光る 夏
 
2本のオリーブは これからも変わることなく この家で暮らす家族の喜怒哀楽を見守りつつ 
必ず訪れるこの季節には ルビ-にも似た輝きに色付いて 道行く人にも 季節の移り変わりを知らせてくれることでしょう



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