京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

アブラゼミ(油蝉)

2013年08月18日 | ミニ里山記録

 学名 Graptopsaltria nigrofuscata。アブラゼミの翅は褐色をしていており、このように不透明なものは世界でも珍しいという。頭部に2つの複眼以外に3個の頭頂眼があり写真では光って見える。体の他の部分に見える赤い点状のものは、寄生するタカラダニの一種のようである。何年か前の夏、付近でこの蝉の「なり年」のような事があり、一日中アブラゼミがジージー鳴いて住民を悩ませた。

     

           せみ啼くや行者の過ぐる午の刻  蕪村

 


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