2010年7月5日(月曜日)
午後7時・・・まだ外は明るい。
タミヨさん家に着いた。
待ちかまえていたタミヨさんが、玄関から飛び出してくる。
ナゴランが咲いたんにゃで!
こっち、こっち・・・
と、わたしを庭へ引っぱって行く。
ほら! かいらしやろ?
ミズゴケだけで、いきとるんやで・・・
写真、写すやろとおもて、まっとったんやで。
明るいうちに、これてよかったわ。
はじめて目にするナゴランの花は、うっそうと生い茂る
木の枝のちょうどわたしの背丈ぐらいのところに
つるされていた。
3センチほどの白い花が、紫がかった紅色をちょこんと
のせて、気高く誇らしげに咲くさまは、
プリンセスのように愛らしい。
最初に発見されたのが沖縄の名護岳だったので、
ナゴランという和名がついたようだ。
沖縄以外の地域に自生していてもナゴランと呼ぶという。
いま、沖縄では幻のランとなってしてしまったナゴランを
野性に戻そうという取り組みがはじまっているそうだ。
品種名はセディエラ ジャポニカ
今日のケータイ写真館は、コレ! ナゴラン!