2010年11月5日(金曜日)
尖閣諸島の衝突の映像が流出し、大騒ぎになっている。
問題の映像はNHKのニュースで見た。
で、今日はこのことを書こうと思っていたら、とんでもないニュースが
飛び込んできた・・・
会計検査院の検査で、敦賀市が不正経理を行っていたことが発覚。
しかも敦賀市は悪質極まりないんだとか・・・
明日の福井県版のニュースでは大見出しで敦賀市が載るはず。
議員に配布された資料によると、
検査の対象になったのは、2003年度から2008年度にかけての
国土交通省の国庫補助事業の事務費
対象部局は企画政策部、建設部、水道部
検査費目は需要費、人件費、旅費、役務費、賃金、備品購入費、使用料及び賃借料
経理処理が不適正と指摘された額は、なんと!
3584万3千円!(内、国庫補助金相当額は1825万円)
消耗品の品目で別の備品を購入する「差替え」という悪質な手口で
デジカメやプリンター、パソコン、プロジェクターを購入したり
会議室の改修まで行っていたというのだから、あいた口がふさがらない・・・
この金額が、1663万4千円!
おりしも予算決算常任委員会で、わたしはこの備品購入費や消耗品等について
質疑したばかりなのだ。
ほとんどが随意契約という消耗品や備品の購入は、まさに裏金作りの
かっこうの隠れ蓑だからである。
家具店などで5000円もだせば購入できる会議用椅子が18000円・・・
と知ったときに頭の隅をよぎったシナリオは
業者に相見積りも請求書も領収書も18000円でお願い!
実際は5000円の椅子でいいから・・・
差額はプールしておいてね・・・なのである。
この相見積りと随意契約は官公庁のお得意の一手で、年度末になると
やたら消耗品の購入が増えるけど、購入しないで支出してそのお金をプール・・・
まさか、こんな不正が敦賀市で、しかも堂々と行っていたなんて許せない!
議会でも調査委員会つくって、厳しく追及しなければいけない!
と憤っているわたしです。