2010年11月8日(月曜日)
夕飯の後、牛になってしまったわたし・・・
目覚めると、テレビの画面には
なつかしいRCサクセションの「雨上がりの夜空に」が映しだされていた。
忌野清志郎の姿を目で追っていたらとつぜん、笑いがこみあげてきた。
わたしの親戚同士の会話を思い出したからだ。
姉:セイシロウって変わった名前たい
ほら、浪速のセイシロウっておったとね
弟 あ~、いた、いた・・・
弟の妻:浪速のセイシロウって誰?
弟:歌手だよ、歌手
姉:あんた、知らんとね
この前、死んだ歌手・・・肺がんやったとさ
妻:演歌歌手?
弟:ロック歌手だよねぇ、確か・・・
姉:そうそう、ロック歌手、ほんまに知らんとね
妻:ひょっとして、イマワノキヨシロウ?
姉弟:そうそう、それ!
妻さんによると、浪速のセイシロウで忌野清志郎を思い浮かべるふたりの
熱い姉弟のつながりに、深い感銘をうけたんだそうな・・・
かくいう、わたしの身内にも、ズ~っと「お誂え紳士服」を
「おかかえしんしふく」だと信じて疑わなかった文学部出身の御仁もいる。
頌春を長いこと「こうしゅん」だと思い込んでいた
わたしの身内だけのことはある・・・
パソコンに入力するまで(10年ほど前まで)コミュニケーションを
コミニケーションだと思っていたし・・・
思い込みは怖い。
敦賀市の職員は、国の補助金は使い切ってしまわなければならないと
思い込んでいたらしいし・・・
国に報告をするためにはやむを得ない処理だったから、
けっして不正ではなかったと、今も思い込んでいるし・・・
今日の予算決算常任委員会のまえに、市長が謝罪。
庁内に調査委員会を立ち上げ、副市長が委員長となって調査を開始するとのこと。
議員からは厳しい追及が相次いだ。
1825万円は着服したわけではなく、
やむを得ない経理処理だったという弁解が続いた。
この1825万円は一般財源から国に返還し、
その利息分と入札を行わなかった物品の購入分のみを
関わった職員が負担することになるらしい。
敦賀市のために良かれと思って国の補助金をとってきたんだし
敦賀市単独で同じ事業をしていれば、
1825万円分はもともと敦賀市が負担していたはずだから・・・
というのがあちらさんの言い分のようだ。
ぶちょうの説明がふるっていた。
鉛筆を手に持ち、
100円の鉛筆を国が50円、敦賀市が50円出して買ったということです・・・
敦賀市だけで買えば、敦賀市が100円全部、出さなければならなかった・・・
だから、敦賀市の一般財源から1825万円を返還するのは至極当然!
と、言わんばかりに・・・
さて、平成21年度の決算を認定すべきか審査の真っ最中の敦賀市議会では
21年度分に不正(不適切な経理なんだそうである)はなかったのかが
わかるまでは、認定をしないことになった。
ただ、自治法上、次年度の予算計上までに決算の認定をしなければならない。
来年の3月議会まで継続審査とすることになり、市の調査委員会は
3月議会までに、21年度の決算を早急に調査することになった。
議員からは、市・外部の委員を調査委員会に配備するようにという
注文も相次いだ。
予算決算常任委員会は今後、どのように調査をしていくのかは
これからの議論になるだろう。
委員会のあと、敦賀市基本計画の概要説明や代表者会議、
議会報告会の打ち合わせなどが続き、終わったら外は真っ暗。
疲れ果てて、夕飯を食べるのさえ億劫な気分・・・
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