今日は、いい天気・・・それにあったかい。
午後から、笹木さんと大蔵区の大蔵寺へ行ってきた。
この大蔵寺一帯で、埋蔵文化財の発掘調査が行われている。
寺の一角では、福井県の職員が記録を行っていた。
上の写真は、笏谷石の墓石の拓本をとっているところ。
氣比神宮ゆかりの「島家の墓」のあたりは、
もうすでに原型をとどめていない。
墓は、別の場所に移されると聞いた。
発掘された一部は、
福井県の文化財保護センターで調査をしているという。
大蔵寺から見た、新幹線の工事現場
ここは、余座池見のあたりである。
やはり、湿地のせいで田んぼのように見える。
この写真は、土葬されていた大甕とその中から出てきた人骨である。
埋蔵文化財は、記録を残しただけで破壊される運命にある。
とくに、金ヶ崎宮とも深く関係している南北朝時代の歴史の
証明にもなる貴重な埋蔵品だ。
それは、敦賀の宝のひとつでもある。
新幹線の工事で消えてしまうまえに、
市民のみなさんに公開するべきだ。