4年ぶりに京都の舞台に戻った京都2歳Sです。
正直に言って、先週の東京スポーツ杯2歳Sとは異なり、2歳重賞の中でも非常に地味なレースで、来春のクラシックには縁遠い感じのGⅢであります。過去の勝ち馬にはGⅠレースでの活躍馬はほとんどおらず、2着馬にホープフルSを勝ったタイムフライヤー、3着馬に、ようやくワールドプレミア、シュヴァルグランのGⅠ馬がいるくらい。しかも両馬ともに晩成型でありました。
ただし、今年はそれでも相対的に好メンバーが出走してきました。特に、札幌2歳Sの2着3着の馬が出てきたことは大きい。今年の札幌2歳Sは、馬場がかなり重い状態での消耗戦になったので、上位馬の地力はかなりのものと言えます。ただし、切れ味が伴うかどうかは、個々の個性次第。
ここでは、札幌2歳S3着のキズナ産駒⑦ギャンブルルームを中心に据えたい。ギャンブルルームのデビュー戦は6月25日の阪神芝1800m新馬でしたが、ここで最速上り33秒7で5馬身差の圧勝劇を見せています。しかも、この新馬戦は7頭中5頭が早めに勝ち上がっていて、レベルの高い一戦でした。
相手には、デビュー戦でジャンタルマンタルの2着だったロードカナロア産駒③キープカルム。それから、札幌2歳S2着のスワーヴリチャード産駒⑥パワーホール、アイビーS2着のキズナ産駒⑨ホウオウプロサンゲ、ジャスタウェイ産駒⑬サトノシュトラーセ、良血のシヨウニ産駒⑤シンエンペラー、サトノダイヤモンド産駒①オールナット、イスラボニータ産駒②ルカランフィースト。
馬券は、本命⑦ギャンブルルーム頭固定で対抗③キープカルム2着3着付の三連単24点 ⑦⇒③⇔⑥⑨⑬⑤①② と、⑦ギャンブルルームと③キープカルムからの三連複6点 ⑦③⇒⑥⑨⑬⑤①② で。