金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【続報】 「もなか姫」の正式診断が出る! 実は膵臓がんではなかった⁉

2024-06-06 02:32:08 | 

 

 5月20日(日)に府中の緊急医療センターで撮った「もなか姫」の全身CT検査の画像を、画像診断の権威である京都の獣医師に診て頂き、正式な診断結果が出ました。

 もなか姫の病症は、おそらく「膵臓がん」ではなく「膵嚢胞」だと思われる・・とのこと。

 

 「膵嚢胞」とは、膵臓の中にできる内部に水成分などを含んだ袋状のもの、だそうです。

 末期の「膵臓がん」だと覚悟を決めていたワタクシと嫁さんは、長くても余命は数週間と思っていましたから、少なくとも、もう少し長く、もなか姫と一緒に過ごせることに素直に嬉しさを感じました。ただし、まだ安心はできないことも判りました。

 

 そもそも「膵嚢胞」には、炎症の結果出来たものや、腫瘍性のものまでさまざまな種類があるそうで、もなか姫の膵嚢胞がどのような種類のものかはハッキリとは判らないとのこと。このまま悪さをしない膵嚢胞ならば「経過観察」、もし腫瘍化してしまうものならば「摘出手術」というのが、人間の場合の対処方法ということになりますが、猫の場合、開腹手術を行って、それをハッキリさせたところで、その開腹手術の予後が悪くなり亡くなるケースも珍しくありません

 もなか姫は13歳と、猫としては高齢の部類に入りますから、外科手術には想像以上の負荷がかかると考えた方が良い。そうなると、この「膵嚢胞」の種類をハッキリさせることよりも、この病気と上手くつき合いながら、もなか姫が安寧に、そして気分よく生きていく時間を大事にしていくことの方が、13歳のもなか姫にとっても、我々老夫婦にとっても、より良い選択になるのではと考えております。

 

 ちなみに、嫁さんの父親は80歳の時に、腸内に良性ポリープが出来たので、医師からは外科手術による除去を勧められて入院したのですが、術後の夜に体調が急変して急逝してしまいました。もともと腎臓に疾患があって、外科手術に体力が持たなかったらしい。入院する1週間前までは元気にテニスをしていただけに、いかに外科手術が老体には堪えるかという象徴的な出来事でありました。

 それもあって、兄とワタクシは、自分たちの父と母の時には、おそらく腎臓に腫瘍があるかもと医師に言われた時も、外科手術を選択せず、がんとは上手くつき合いながら、終末医療を続ける選択をいたしました。

 

 ワタクシと嫁さんは、当面は、もなか姫と普段通りの生活を続ける選択をいたしました。

 この「膵嚢胞」が腫瘍化するリスクが大きいものだとしても、13歳のもなか姫にとっては、ここからの数か月あるいは数年を、いつもどおりに平穏に、そして機嫌よく生きていく時間が大切だと思います。

 その時間を大事にしていきたいと考えております。

 

 

 


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