ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

そうか、そうか・・そうなのか

2012-09-09 19:06:41 | 本を読んで
その会では絶対如何なる場合でも腹をたてないこと、になっている。

腹が立ったらダメと云ってるわけじゃない。

悪感情を残さない事も云っている。

残さないというのは・・

傷ついたら傷ついたことを思うがまま話すこと。

腹が立ったら、腹が立ったと思うがまま話すこと。

それをやらなきゃ始まらない。

・・ということは、それをそのまんま、そうかそうかと判断無しで聴ける人がいなきゃ、

その会に“ならない”
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諦め、観念、無関心

2012-09-09 12:17:53 | 本を読んで
「矛盾不透明な社会が幾世紀か続いて、

人々は諦めにも似た先入感から、間違いを間違いとも思わず、

途を行くには灯りが要るもの、

世の中は暗いこんなものと観念しているのか、

一向に無関心に過ごし、・・・」((31頁)

・・どうも漢字が多い文章はとっかかりにくいもんだけど、

彼の、なんとか伝えたいエネルギーがこんなふうに表現される結果になってるのかな。

矛盾不透明ね~、そうだなぁ。

間違いを間違いとも思わないのも、人間観のなせるわざ。

平和のためなら、暴力も止むを得ないもんだ(戦争)、そんなのがあるから、

戦争が起こるのも、心の横穴では仕方ないと思ってる。

諦めている。間違いを間違いと思ってないのかと思う。

そして、そういうふうに“なってある”自分を知らない。

~してはいけません・・は、~が在ることを容認してる心の状態・・と思うよ。

『途を行く』という表現も意味深。

途中の途。なんか、間違って在ることも途中なんだから、

しょうがないよ、とそのことは受け入れてくれてる感じがしてしまうよ。

受け入れるって、そう在るなと捉えることで、

そのことと、よりよきを望むこととは両立するもんだからね。



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悪事

2012-09-09 11:12:04 | 本を読んで
「悪事の多くは夜に行なわれますが、

それは悪事のしやすい状態に“なってある”からで、

如何に取り締まっても次々と発生し、

猜疑、憎しみ、怒り、争奪、殺傷等が絶えないでしょう。」

・・・ここで、『なってある』からと表現している。

心の状態というものは、相互関連作用でそう成って来たものであり、

それがそうと在ると云っているのかと思う。

人間は場合によっては相手を殺すこともあるもんだ観や、

人間は誤魔化すもんだ、ひとを欺くもんだ観や、

人間はこういう時、先を争って奪うもんだ観や、

・・そういう人間観に成って在る、心の状態に居れば、

いくら取り締まっても、心の結果である現象界にそれが現れるのは当然ということだろう。

臭いものに蓋をしても、それが在れば、すぐに臭うものだし。


自分にそういう人間観が在る間は、

他者、相手にそれを観る。他者にそれが無い時も観えてしまうこともある。

他者や相手をどうこうしようなんてやってる暇はない、

ということに“なってしまう”ね~

ついついひとのせいにしたくなっちゃうことあるけど。

でもそれがわかってれば、まっ、いいか。




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「・・・昼の世界へ」

2012-09-09 10:13:25 | 本を読んで
30頁から34頁まである長いもの。

薄暗い夜はものが見えにくい。全く見えない暗黒という世界もある。

これはやはり夢遊病者状態に行為をする元の心の世界を云っているのかな。

何かの行為や行動をしているけど、自分が何の為にそうしているのか、

何を願ってそうしているのか、

何をこの場で実現しようとしてるのか、

これをすることで、相手や周りはどういう反応を採るだろうか、

自分にそんな自覚が無い状態と云ってもいいかもしれない。

目を瞑って歩いている、生きている、状態。

薄目しか開けてないで生きている状態。時々目を開ける状態。

一日で延べ何時間か、何分くらいか、目を開けて居る状態。

・・いろいろと経験ある。

一日中、目を開けていたら、目に入るものみんな見やすいはず。

あ、今、目瞑ってたって気がつくこともある。

目を瞑っていること自体に気がつかないときはたくさんあると思う。

気が付かなかったら、私にとっては「無」だ。

自分の周りに何か面倒なことが起こっても、

そんなこと私に関係ない、になる。

全部他人事になる。

あっしにはかかわりの無いことで・・って。



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