呼び方

「自己を零にしてその活動に没頭している間の呼称であって、

一時間或いは二時間メンバーもあるわけです。」

・・・自己を零にして、というのは、

自我意識、我が我が、というものが無いような、

・・そういったことかと思う。

そういう意識は瞬間的に起こるもの。

さっきの行為は自己が零だったけど、今のは違ったなぁ、

というようなもの。

アンビリバボー

昨夜、アンビリバボーという番組を見た。

戦中に日本に居た台湾人と日本の男の子の交流の話し。

リュウさん？と云う人と他数人の台湾人はそこで、その少年に

とても優しく接してくれていたのだが、ある日急に本国へ帰らされることになり、

あっという間に別れてしまった。

その時、リュウさんという人が、お前みたいな立派な日本人がいれば日本は大丈夫だ、

というようなことを言って去って行った。

その少年は今は80を過ぎ、奥さんも亡くなり、

あの時の台湾の人にありがとうと言いたいと思う。

そこで息子や台湾人がいろいろと奔走してくれて、リュウさんに会えたという話。

「お前みたいな立派な日本人がいれば日本は大丈夫だ」・・

その言葉がその人の人生に大きく作用したという。

そうだろうなぁ、と思う。

そうと観られることがどんなに大きな力を持つものか。

叱る ほめる

昨夜のNHK、クローズアップ現代でこういうのをやってた。

若い管理職が部下を叱れないとか・・・

ちょっと昔と違って、今は年功序列のスタイルが崩れて来ていて、

自分より年上の部下や、専門職やら、なんやらで、

ピラミッドが変形になって来ている。

昔は上意下達で、部下は上司の言うことは聞くものである、が

あったけど、今はそう簡単に行かない、というようなことを云っていた。

オーオー、ここでも面白いことになってるな、と思った。

そこに出ていた大学の先生はいい兆候だというようなことを言っていた。

部下を叱れないのは自分の保身やら、自分が傷つかぬことばかり考えている、

というのを人は見抜くものだ、とか、

自分を認めてくれる人の言うことは聞こうという姿勢になるとか、

だいたいそんなことを言っていた。

非難して怒ってばかりの上司はどうしたって壁にぶち当たる・・

この世にいろんな問題が起こっているんだろうけど、

あっていいなぁと思った。チャンスだもの。

「死を惧れて・・」

「死を惧れているようでは・・・」

・・怖れるや恐れる、畏れる、じゃなくて、危惧するの惧れてだ。

（危惧の意味はあやぶみおそれること。不安心。気がかり。）

死ぬことを不安に思うことなんだろうな。

「財産と云うものは、これだけ無かったらの限度も無く、」という表現がある。

普通、財産なんかは、『これだけ有ったら安心だ』とか言うから、

『これだけ有ったらの限度も無く』と言うんじゃないかと思うんだけど、

なんでこうなんだろう？

その後に続くのが、原爆一つで家内中飛んでしまうのですし、・・ということは、

「原爆さえなかったら」というように、

あの人があんなことしさえしなければ、こうはならなかったのにぃ！

というような心持のことを云うんだね。

自分の不幸が他者によって起こるものだという心性ではない、

というのが完全メンバーということになるのかな。

他者の言動はキッカケに過ぎないとわかってる、というもの。

テレビ見て

本を読んだり、テレビを見たり、すると、

本当に自分の知らないことばかり、と思う。

考えてみれば、知らなくて当たり前と思う。世界には何十億の人がいて、

それぞれいろんなことをしてる。

昨夜、和風本家という番組を見たけど、

へぇー！こういう所でこういうことしてるんだぁ、と感心するばかり。

世界は本当に豊かだなぁと思う。