今日、まゆっちが両膝に怪我をして学校から帰ってきました。
たいしたことはないのですが、まゆっちはあまり怪我をしないほうなので、まゆっちにしては
多分生まれてはじめてぐらいの大きな膝小僧の傷でした。
(※ちなみに切り傷、擦り傷にはベースクリームにパチュリという精油を希釈しその上からグリ
-ンクレイをはたきこみます。クレイがじゅくじゅくとした膿を吸収してくれて傷の治癒を早めて
くれます。)
走り縄跳びをしていて派手にすっ転んだんですって。
てんてんはまゆっちとはちがってで幼い頃はほんと~によく怪我をしたものです。
とにかく「やんちゃ坊主」でした。(女の子はおてんば娘?)
母が「絶対やっちゃいけないよ!」と言われることをあえてやりたくなってしまうのでした。
例えば、小学校1年生のとき必ず通学路を通って帰らなければいけないのですが、近所に住んで
いた同じクラスの男子に「おもしろい帰り道があるぞ!」と言われると、もう~わくわくしてしまって・・
だって小学校1年生のてんてんにとって、一度も通ったこともない道を通って家まで帰れるなんて・・・
なんだか未知なる世界への冒険のようでたまらなくうれしかったことを覚えています。
ところが・・・その道は途中から泥沼にようになっていて、たまたまその日は雨上がりだったので
ぬかるみがひどく、長靴をはいていたてんてんは1歩進んでも泥沼に長靴が埋まってしまって、
次の1歩を踏み出すのがとっても大変でした。
そんなこんなでいつもの通学路を通れば15分ほどでお家に到着できるのに、その日はなんと
1時間もかかってしまい、長靴の中も泥でぐちょぐちょになって帰宅したときはもちろん母に
大目玉をくらいました。
また、母と妹と3人で桂川の土手に自転車で遊びに行ったときのことです。
母はその時とっても車輪の大きな自転車に乗っていたのです。
最近はあんな大きな車輪の自転車はみかけないですね・・・。ほんとかなり大きかったです。
当時まだ保護車輪のついた小さな自転車に乗っていたてんてんは、母のその大きな自転車
は憧れそのものでした。
「あんな大きな自転車だったら進むのも早いだろうなぁ~」って・・・。
その時母が言いました。
母:「ちょっとあそこで買い物してくるからここでじっとまっていてな。
典子!!絶対危ないからお母ちゃんの自転車に乗ったらあかんよ!絶対やで!」
てんてん:「うん!」
そう強く母に念を押されたてんてんでありましたが、憧れの大きな車輪の自転車が目の前に
あるのです。
こんな絶好のチャンスの逃すことなんてできません。
てんてん:「お姉ちゃん、お母ちゃんの自転車乗ってみよ~っと」
妹:「やめとき!お母ちゃんに怒られるで~」
てんてん:「大丈夫、大丈夫!ちょっとだけやし、バレへんて!」
てんてんは無謀にも桂川の土手に入っていく急な坂の上から、母の大きな自転車に
またがって自転車をこぎはじめたのでした。
坂の上からスタートしたのはもちろん、「すごいスピードで坂を降りられる!!」という爽快感
を予想したからでした。
わくわくしながら自転車をこぎはじめたてんてん!
ところが、坂の途中でバランスを崩してしまいそのままてんてんの身体は宙に浮き、坂の下の
地面に見事に叩きつけられました。
まぁ~~~そのときの怪我のひどかったこと!!
両膝小僧はもちろんのこと手も・・顔も・・血だらけ状態になってしまいました。
妹はてんてんの姿を見てあまりの恐怖に泣き出してしまいました。
間もなく、母が帰ってくると目の前に広がる大惨事を見て、
「あんたなぁぁぁ!!!!!あれだけ乗ったらあかんいうたやんかぁぁぁ!! 」
(↑この顔アイコンでは物足りないね・・・。まさに母はこの時鬼になっておりました。)
車輪もゆがんでしまって、、、、てんてんもボロボロになってしまって、、、、
その日は毎週楽しみにしていた「キャンディ・キャンディ」の放送日だったのですが、
母にず~~~っとかぎりなくお説教されてテレビが見れなかったことがとても残念だったこと
を明確に覚えています。
その他にも盛りだくさん・・・道はとりあえずまっすぐに歩かない・・・。
道路で後ろ向きに歩き続けて、ドブに落ちたり、橋の欄干の川側を歩いて母をヒヤヒヤさせたり・・・
今でもてんてんのおてんば伝説は実家に行くと「あんたは小さい頃から変わってた」と母に
語られてしまいます。
そう・・・てんてんの辞書の中にない言葉・・「石橋を叩いて渡る」
ほんとに幼い頃からず~~~っとそうでしたね・・。
一度てんてんのわくわくに火がついたら止めることができないのです。
探検ごっこ・・・大好きでした。
もちろん秘密基地もありました。
おかげで上記に書いたような痛い目にもいっぱい遭ってきました。
大人になってからもてんてんのそんな部分は子供の頃から変わらず、
見てみたい!やってみたい!!あそこへ行ってみたい!!
この中はどうなっているのだろう?
そんな想いが沸くと行かずにはいられないし、、、分解せずにはいられないのでした。
てんてんの人生・・・痛い目にもいっぱいあったけど、振り返ってみるとほんとうにいろいろお
もしろいことやってきたなぁ~と思うことばかりです。
一度しかない人生・・・
常にわくわくと生きていたいなぁ~と思うのです。
せっかくのわくわく感を心であれやこれやと考え始めると、なんだかとても窮屈になってしまい
ますもんね・・・。
わくわくしても結末はいつも楽しいことばかりが待っているわけではありません。
痛い目にあうことだってあります。
でも・・・それもまた失敗や間違いなのではなく大切な「経験」となって自分の中に積み重なって
いくのですから・・・。
てんてんはちょっとぐらい石橋を叩いたほうがいいよ・・とどこからから声が聴こえてきそうですが・・・
でもいくつになっても・・・日常の些細なことでもわくわくできる自分でいたなぁ~って思います。
明日もどんな1日になるのかな?今からとっても楽しみです~。