今日はお天気は良かったのですがまだまだ肌寒いここ京都です。
暖かくなったと思ったらまた寒くなったり・・・なかなかまりんの朝夕の散歩もダウンコートが手放せない
今日この頃でございます。
しかしながらお庭の薔薇ちゃん達はいよいよ元気に芽吹いてまいりましたよ~。
びよ~んと伸びているのが昨年たくさんの黒点病に侵されてしまったツル薔薇のピエールドゥ
ロンサール&ブランピエールドゥロンサールです。
こちらは2月にバツ!っと剪定を行ったアイスバーグ・・。
昨年まで全く「予防」ということを心がけておらず病気になってから必死で治療薬を撒いたり
(ほとんど意味がないそうです。)虫さんがいっぱいついてから殺虫剤をかけたりしていたので
すが、先日の薔薇講習で「予防をしっかりとしていれば最低限のお薬で病気や虫がを防げる」と
いうことをお勉強させていただいたので今年は今のうちからしっかり予防を心がけたいと思っ
ています。
人間も同じですね・・・。
病気になってから癒すのはとっても時間がかかってしまいます。
だからこそ日々病気にならないような日常生活を送ることが一番大切なことなのですね。
私達がお伝えしているホリスティックアロマセラピーの予防医学のひとつといってもよいでしょう。
でもみなさんちょっと誤解されている方が多く、病気になってから精油で癒したい・・・
と思われている方がとても多いように感じます。
確かに病気になってからでも精油はたくさんのサポートをしてくれることでしょう・・・。
ただ・・精油はお薬ではないので即効性はありませんし、また必ず治癒に向うという保証もあ
りません。
厳密にいうとお薬でも精油でも「病気になった原因」=(心の持ち方)に気付いてそれを正して
いかなければ一旦お薬や精油でラクになったとしてまた時を経て違った形で病気とご縁がで
きてしまうことでしょう。
精油を日常生活の中にたくさん取り入れることによって、心がとても安定してまいります。
心が安定しているということはやはり病気にもなりにくいのだと思うのですね。
いつもレッスンでお伝えさせていただくのですが、例えば風邪のウィルスなんかはどこに
でも存在します。
しかし同じ空間にいながらも風邪をひく人とひかない人がいるのはなぜでしょう?
やはり心の免疫が落ちている方に風邪のウィルスは進入していくようですね・・。
心の免疫と身体の免疫は常に比例していると思うのです。
ただ・・・アロマを学んでいらっしゃる生徒さんであっても心が深く深く沈んでしまわれる方は
手元にこんな素晴らしい精油があってもその存在すら忘れてしまって、精油を焚く気力さえも
失ってしまわれる方がいらっしゃいます。
ですからてんてんは生徒さん達に「とにかく心が大変な時こそこの精油の瓶を手にとってね~」
とお伝えします。
精油の存在すら忘れてしまうほど心が落ち込んでしまった方にはまずレモン等の柑橘系の
オイルをおすすめしています。
柑橘系は深く落ち込んだ心をパッ!と明るくしてくれる作用があります。
てんてんの一押しはやっぱりレモンかな・・・。(もちろんみなさんが好きな柑橘系でいいですよ~)
レモンの小瓶を手にとって香りを嗅ぎながら何度も何度も気のすむまで深い深呼吸をしてみる・・・。
パンパンにはりつめていたものが優しく・・優しく・・解け出す感覚を味わえることでしょう。
涙がうわぁ~~~~っと出てきたら・・・今度はご自分の大好きな優しいフローラル系の香りを
嗅いでみます。
てんてんはジャミンかな・・・。
そうすることによって冷え切ってしまった心に少しずつ・・少しずつ温かさが蘇ってきます。
そしてちょっとだけがんばって口角をあげてみる・・・。
お外に出て空を見上げて大きな深呼吸をしてみる・・・。
そして最後にこの言葉忘れないで・・・「大丈夫・・大丈夫・・」
きっとこれだけで先程のもやもやが嘘のように晴れ渡っていくことでしょう・・・。
大変な時こそ・・・みなさんのすぐ傍に精油が・・愛が・・あることを忘れないでね・・・。
ドン底に行く前に・・精油さん。
こうやって自分でしっかりと心と身体の予防をしてみましょう~。